2007年10月16日 (火)秋になりましたねぇ
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのY.Nです。
先日近所を歩いているときのこと、ただならぬ空気に気付きました。
「ん~、くさいっ!! おぉ、すっかり秋になったなぁ」
もう10月だったんですね。ちょっと前まで結構暖かかったのでそんな感じはあまりなかったのですが、近頃ぐっと気温が下がりすっかり秋らしくなってきています。それにこの匂い。
我が家の近所には、街路樹として銀杏が植えられています。
毎年この時期になると、オレンジ色のぽたぽたに熟した実を道端にばら撒き、その存在を猛烈にアピールするのです。
銀杏を殻とその中の実だけの状態でしか見られたことの無い方の中には、猛烈ってどんなものかと思われた方もいるかもしれません。手っ取り早くいうと「ウ○コの匂い」みたいといっておきましょうか。まぁ中々のもんです。
落ちる先はアスファルトなので新たな芽吹きを行うことはできませんが、そのメッセージをしっかと受け取った近隣の方々に、バンバン回収されていきます。しかし、まだまだ匂いは絶えません。秋の味覚の大判振る舞いですね。
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ところで10月は別名神無月。このように名前で呼ぶ方がかっこいいですね。
10月といっても、これらの言葉が使われていた頃は旧暦ですので、新暦では10月下旬から12月上旬辺りまでを指すようです。ちょうど今時分あたりから神無月になるのでしょうか。
神の無い月とは一体どういうことなんだろう?とネットで引いてみると、日本全国の神々が、その年の男女縁結びの相談をするために10月に出雲大社に集まり、神様が各地を留守にする。結果神様がいなくなるので神無月(ただし、出雲だけは神在月)だということのようです。
が、他にも「神無」は宛字という説もあります。この部分の書き方にはいくつか候補があります(Wiki)が、私としては以下が気に入りました。
醸成月(かみなんづき)
新穀で新酒を醸す月とあります。いいですねぇ。食べ物はうまくなる、酒はすすむ、過ごしやすい。いい時期になってまいりました。
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まだ我が家では一度も銀杏採取に行ったことはありません。
あの匂いを発する外皮の処分が大変だろうなぁと思うので。でも味を思い出すとにやりとします。やっぱり匂いの強いものはおいしいですね。
薄皮の一枚めくった先にある若草色の透き通った実。
独特のコクと香りが酒にぴったりです。
今度また炒り銀杏と日本酒で一杯やろっかな。
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