2008年1月11日 (金)期待の新人に求められるものとは…
おはようございます。本日の当番、プランナーのY.Hです。
僕は、専門学校を卒業しめでたくこのアクセスゲームズで働かせてもらっている"期待の新人"です。
今回はゲーム業界を目指す学生さんのために"期待の新人"の鋭い目から見た『新人に必要な能力とは何か!?』をお教えしましょう!!
それは…
特にありません。
はぁ!?(; ̄Д ̄)
と、思う学生さんがほとんどだと思うんですが、入社して間もない頃にアクセスゲームズの各リーダーさんに
「ぶっちゃけ、新卒の面接とか作品とかのどんなとこ見てはるんですか??」と質問してみた事があるんです。
帰ってきた答えというのが…
プログラマリーダー「あぁ~あれやあれ、質問したらちゃんと答えが返ってくるかや、ぶははは」
デザイナーリーダー「ん~どうやろなぁ…面接の時にだんまりしてなかったらええんとちゃう?」
ディレクターSWERY「おもろいか、おもろくないかかなぁ…で、君の提出した企画書どんなんやったけ??」
なんていうか、もっとこう技術云々、考え方云々、作品に対する取り組み方が云々…な返答を期待してぶつけた質問なだけに拍子抜けというか、ぶっちゃけ衝撃でしたね…ほんと。
まぁ、これではっきりしたのが"期待の新人"に期待するのは『技術や能力の高さ』ではなく、『ちゃんと受け答えできるかどうか』だって事ですよね。
もとから高い技術や能力があれば、それはそれで言う事無しで合格なんでしょうけど…。
僕が専門学校を卒業し新卒として、このアクセスゲームズで働かせてもらえる事になって安堵していたのはまだまだ記憶に新しいです。
学生の頃って正直何を学べばいいのかわかりませんでしたから、ゲームに関わる事に手当たり次第手を出してみたり、毎日学校で真剣に授業うけたり、
「ほんまにゲームの仕事に就けるんやろか?」と不安な毎日を過ごしていました。
が、実際に働かしてもらって『新人に突出した技術や能力は必要ない』って事を肌で感じましたね。
実際、僕の同期は全員"期待の新人"ですが、「こ、こいつはスーパーウルトラミラクルすごいぜ!」なんていうのはいません。
みんないたって「普通」、しいていうなら「学校でいたって真面目に勉強していた」人たちでしょうか?
こんな「普通」な人間が"期待の新人"になれるんだから、ゲーム業界を目指している学生さんは、「もっと技術を身に着けないと…」「才能がないから…」なんてかたくならずに
もっとリラックスして、自分のやりたい事を学んでいけばいいと思います。
で、これを書いていて思ったんですが…このままずっと"期待の新人"あり続けるとどうなるか?
きっとあれですよ…上司に『ダメな若手』って蹴っ飛ばされるんです。
はぁ…不安な日々はまだまだ続きそうです…orz
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