2008年4月18日 (金)好きな事を仕事にする…って?
おはようございます。本日の当番、プランナーのY.Hです。
早いもので、僕がアクセスゲームズに入社して1年が経ちました。
今年も新人が入社し、至らないながらも先輩と呼ばれる立場です…orz
自分が入社した当時も、「朝の新人業務だぁ!」とか、「じょ…上司の顔を全員覚えてねぇ(汗。」だとか、かなり色々な事を同時に詰め込もうとして必死だっただけに、心の底から応援しております。
さて、新人といえば歓迎会の席での質問責めなんていうのがよくある事ですが、
「なんでゲーム業界にはいったん?」というような『職業選択の動機』に関する質問がダントツで多いのではないでしょうか?
僕も入社当時に、この質問を何人もの先輩方からぶつけられていましが、その時に僕が返していた答えというのが…
「一番楽しめる事を仕事にしたかった。」
「一番好きな事で仕事ができればサイコーです。」
だったと思います。
たしかに、学生時代は、『ゲーム=趣味』な毎日を過ごしていて問題ないでしょう。
しかし、ゲーム開発の仕事に就く以上は、やはり『ゲーム=趣味』ではいけません、
あくまで『ゲーム=仕事』として取り組まなくてはいけないのです。
僕が通っていた専門学校でも…
【『ゲーム=遊び』『ゲーム(開発)=仕事』の違い】
この事を意識せずに、「何となくゲーム業界…」とか「ゲームは遊びだから楽そう…」
といったような軽い考えでゲーム業界を志す学生が大勢いました。
その人達の末路は言うまでもないでしょう…。
ただ、『ゲーム(開発)=仕事』といっても『人が楽しめるゲームを創る仕事』なわけですから、『楽しむ気持ち』は持ち続けなくてはいけません。
ここがまた難しいところですね…僕自身も、『仕事と遊びの切り替え』『ゲーム(開発)=仕事としてのとらえ方、取り組み方』は、先輩方に比べてまだまだ甘いのが現状です…orz
甘いなりにも頑張ってきた業界2年生でも難しいんですから、
今までユーザー側にいて、いきなり開発者の中に掘り込まれた人が急に『ゲーム(開発)=仕事』としてバリバリ働けるわけがないです。
ですから、これからゲーム業界を目指す!という方は、
・【 予算 】:仕事では、それなりのお金が動くわけです。
例)自分が書いたこの企画書は、開発すればどれくらいの
予算が必要だろうか?
※かなり難しい事ですが、なぜゲームが今の価格帯なのか?
なんていうところから調べてみると色々発見があります。
・【 配慮 】:商品を開発するわけですからユーザー(お客様)への配慮は
必要不可欠です。
例)この画面レイアウトでユーザーがスムーズに情報確認を行えるだろうか?
・【 意図 】:仕事なんですからなんでも好き勝手に配置するわけには
いきません。
例)このオブジェクトは、どういった意図でここに配置されているのだろうか?
配置する意図に関しては、S.101さんが熱く語ってくれています。
⇒S.101さんの記事はこちらです。
上記のような『ゲーム(開発)=仕事』と捉えるような目線や心構えを養っていってはどうでしょうか?いきなりは難しいかもしれませんが、少し意識するだけでも大きく変わってくると思います。
そうすれば面接の時「なぜゲーム業界なのか?」という質問に対して、
「ゲームが好き!」というありふれた答えから、もう一歩踏み出した答えが持てると思いますよ?
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「プランナー」カテゴリの記事
- 最後までやりきろう(2019.02.15)
- 寒さ対策(2018.12.20)
- 断捨離(2018.12.06)
- 推しからの魔法は解けない(2018.11.08)
- アーケードゲームはeスポーツの夢を見るか?(2018.09.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント