2008年4月11日 (金)川の流れに身を任せ・・・
おはようございます。本日の当番、プランナーのM.Yです。
プランナーの仕事にゲーム全体のフローチャートを考えるというものがあります。
フローチャートとは流れ図、流れ作業図とも呼ばれ、どういった順番で処理が行なわれていくのかを表す図になります。
ゲームにおいてはゲームソフトをゲーム機に差し込み、電源を投入してから電源を切ってゲームを終了するまでどういったことが行なわれていくのか?
を表す図ということになります。
実際フローチャートを作成する際は、次のような点を注意しています。
まず、ゲームの途中には様々な分岐が存在しています。
プレイヤーが任意に選択する分岐から、どちらに分岐するのか処理結果次第というものもあり、それらに進むべき道を用意しておかなければなりません。
十重二十重に分岐があると、ルート毎の処理がこんがらがって「あれ?このフロー出れないぞ・・・!?」という時が間々あります。
また、同じ処理が複数の場所に発生する場合、それらの処理の統一性を保つことにも注意を払わなくてはなりません。
怠ると同じ操作が場所によって異なっていたり、同じ処理の発生場所が異なっていたりします。一見処理の流れ似ているようで微妙に異なる場合は落とし穴の気配がします。
このように、プランナーの作成するゲームフロー如何でそのゲームのプレイフィールが良くも悪くもなる。まさに腕の見せ所なのです。
プレイヤーが違和感を持たない、進めやすいゲーム進行のできるゲームフローを目指し、日夜リライトを繰り返しています。
・・・リライトを繰り返しています。・・・そう、ゲームフロー作成は難しい!
フロー作成には俯瞰でゲーム全体を見る視野と、細部をじっくり観察する虫眼鏡の如き視野の2つが必要のようです。
自分はまだまだ低いところしか飛べないので、俯瞰することが難しいです。
イラストやプログラムと同様、ゲームフローも何度も書く、とにかく書くことでスキルは上昇します。ゲームプランナーを目指す人は、まずは身の回りの行動からフロー化してみては如何でしょう?
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