2008年4月28日 (月)世界で平均的に
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのF.Uです。
モデリングやイラストを描く時、身近な物を参考にしたり、記憶をたよりにモデリ
ングや絵を描き起こしたりする事があると思います。
が!!!
自分が見慣れていて普通だと思っていたものを、他人がみた時に
「・・・こんなんだっけ?」
と思われる事がありませんか?
個性のあるものは、人それぞれ頭の中に固まっているビジュアルに誤差がある事が多いです。野菜や果物、人の手など身近にあるものですら・・・。
私は今年入社した新人デザイナー研修担当なのですが、練習に野菜を作ってもら
いました。彼はニンジンを作ってくれたのですが・・・。
私「・・・・葉っぱ長!キモッwww」
新人「えぇ!?実際こんなものですよ」
私「・・・・」
実際、色んなニンジンを調べてみたら、かなり長かったです。正直、気持ち悪いと
ギャップを感じるほど長かったです・・・。
(私の頭の中ではトマトのヘタに近いものを想像していました)
ニンジンの制作を無事に終えて、次に自分の手を作ってもらいました。
私「・・・・手相のすじ多!!!」
新人「えぇ!!??実際こんなものですよ」
私「・・・・」
手に関しては人それぞれ個性の強いものだと思います。自分の手しかじっくりと
見つめた事がない人が、ほとんどじゃないでしょうか?
実際に他人の手をじっくり見ると、指の長さや、爪の色や大きさなどに違和感を
感じるはずです。
私の手には何故か占いでよくいう頭脳線(?)が無いので、誰の手を見ても違和感を
感じます・・・。
【私の手】↓
(一本何処に行ったのでしょう・・・まあ・・・確かに勉強は得意じゃなかったです・・・)
デザインは特定のマニアを納得させるオタク要素なども必要ですが、存在するもの
をデザインする時、消費者のターゲットや場合にもよりますが、多くの人を納得
させれる世界で平均的なビジュアルを考える事も大切です。
(実在のものをよく調べた上で)
2Dアイコンのデザインなどになると、ビジュアルのみで多くの人に、アイコンに
描かれている物と意味合いを理解してもらわないといけないので、世界で平均的な
ビジュアルがより重要になってきます。
自分がよいと思って作ったものが否定される事もありますが、やはりたくさんの
人の意見をもらって作品を作る事は重要です。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「CGデザイナー」カテゴリの記事
- 心休まるアニマルホリデー(2019.03.14)
- 本格スパイスカレー作りに挑戦!(2019.02.21)
- ジョジョ展に行ってきました(2018.12.27)
- 京のかたな展に行ってきました!(2018.11.15)
- 熱い戦いは続く(2018.11.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント