2008年6月 4日 (水)整理整頓
おはようございます。本日の当番、プログラマーのY.Tです。
みなさんは部屋の整理をきちんとしていますか?
どこに何があるかわからなくなったりしてませんか?
散らかった部屋から物を探すのって大変ですよね。
プログラムでも同じなんです。
ごちゃごちゃしていると、どこで何をしているのか自分でもわからなくなります。
それに、見るのは自分だけではありません。
他の人の迷惑にもなります。
汚い部屋は人に見せられませんよね。
と、いうことでいくつか整理の方法を。
○同じ処理を関数化する
同じ処理がいくつもあるなら関数化してしまいましょう。
見た目もすっきりしますし、何をしているかもわかりやすくなります。
例えば
// AとBの値を入れ替える
int iA1 = 10;
int iB1 = 100;
int iTmp = iA1;
iA1 = iB1;
iB1 = iTmp;
int iA2 = -10;
int iB2 = -100;
iTmp = iA2;
iA2 = iB2;
iB2 = iTmp;
こんなものがいくつもあると見づらいですよね。
そこで関数化します。
void Swap( int *iA, int *iB )
{
int iTmp = *iA;
*iA = *iB;
*iB = iTmp;
}
結果こうなります。
Swap( &iA1, &iB1 );
Swap( &iA2, &iB2 );
こんな感じです。
道具は一つあれば、それを使いまわせばいいですからね。
○プリフィックスをつける
int g_iTest; // グローバル変数
static short s_sTest; // スタティック変数
class CTest
{
char m_cTest; // メンバ変数
};
void Test(void)
{
float fTest; // オート変数
void *pTest; // オート変数
}
こんな風に変数の型やスコープで区別すると、パッと見で分かりやすくて便利。
ポインタ変数は型やスコープと組み合わせてもいいと思います。
他にも、インデントを揃える。改行を入れる。コメントをつける。
・・・等々、色々とあります。
どれも簡単な事ばかりなのですが、整理されているものとされていないものでは、
それだけで作業の効率が結構違ったりするのです。
なので、部屋もプログラムもきちんと整理をしましょう。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「プログラマー」カテゴリの記事
- 技術交流の業(2019.03.07)
- 福袋争奪戦デビュー(2019.01.31)
- 温泉旅行(2019.01.24)
- ゲーセンの近況(2018.11.29)
- 健康的にプログラミングを続けるためのちょっとした習慣(2018.10.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント