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2008年7月15日 (火)

日本の夏、描き割りの夏。

おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのT.Nです。

夏です。日本の夏。アクセスゲームズの夏。そして、俺の夏。

はいどうも、夏とは関係ありませんが、
本日は素敵な背景を作成する一工夫をまたまた紹介します。
今回は、地形(実際にプレイヤーが歩くMAP)に関してのあれこれ。

背景を作成する上で、地形に物が少ないとなんだか寂しい印象を受けてしまいます。
ごちゃごちゃし過ぎるのも考え物ですが、できるだけ賑やかにする(というか存在感
やリアルさを出す)ために、たくさんのものを配置したり、色々な要素を加えていき
ます。

しかし使用できるポリゴン数は無限ではないので、
好き放題に物を増やせるわけではありません。
なので、ポリゴン数を節約しながらできる範囲で物を増やします。

物は増やす。ポリゴン数は増やさない。
両方やらなきゃあいけないってのが、CGデザイナーのつらいところです。

さて、この無茶難題をどういうトンチで解決するかと言いますと・・・。
答えは簡単。ポリゴン数を減らせばいいのです。

「ええ!?一休さん!でも、物を増やせばポリゴン数は増えるのが当たり前!さよちゃんでも知ってるでござるよ!」

とブチ切れのそこの新右衛門さん。ちょっと黙れ。

慌てない慌てない。
ポリゴン数を増やせないなら、少ないポリゴン数で作ればいいわけです。
それがポリゴン数を減らす、ということに繋がってきます。

ただし、単にポリゴン数を減らしてしまうとお粗末な背景になってしまいます。
プレイヤーから近いところにあるものをローポリゴンで作ると目立ってしまうので、
プレイヤーから遠いところのポリゴン数を削ります。これ!

さらに、もっと割り切ってしまえば、立体ですらなくなることもあります。

「ええ!?一休さん!3Dゲームでござるよ!?
立体じゃないって、何をトンチキなことを・・。」

はい黙れ、新右衛門。

立体ではないけど、違和感を生まないものとは・・。
はい、描き割り。
これ!!

プレイヤーから見える角度が決まっている場合。
1枚のペラペラのポリゴンに絵を貼り付けて表示することもあります。
もちろん、横から見たらペラッペラなので
プレイヤーが近づける場所には作れませんが。

わかりやすく例えると木などもそういう風に作ってたり作ってなかったり。
遠くにたくさん木を植えたい時などは、書き割りの木を大量に置いたりします。
また、遠くの景色を描いた絵を貼り付けたり・・など、
奥行きを出すのに素敵な効果を発揮している描き割りです。

そうそう、昔プレイしたレースゲームではギャラリーの人間達を描き割ってました。
止まったポーズのまま動きませんが、プレイヤー(車)は超速度で動いてるのであま
り気にならなかったです。
ものすごい勢いで疾走するレースゲームだからこその描き割りっぷりですね。

「一休さーん、そんなところまで見てるなんて、あれでござるな・・ププ。」

黙れ、新右衛門。

これを読んでいる方。
いますぐ近くにあるゲームをプレイして、描き割りを探してみてはいかが?
え?描き割りがない?

残念・・・実は今見ているそれが描き割りです。

はい、遠くの方に、キレイなお姉さんを見かけたとしても油断するな!
それも、描き割りだ!!

そして、今読んでいるこのブログも・・・・。

「いやいや、さすがにそれは・・。」

黙れ。

「ちょ・・・一休さん。」

黙れ。

「ちょ!!」

そんなこんなで、日々自分の中の新右衛門さんと戦いながら
賑やかで奥行きのある背景が作れるような工夫をしています。

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