2008年8月25日 (月)バランス
おはようございます。本日の当番、新人CGデザイナー、のT.Tです。
さて、仕事や趣味に限らず、3Dでもなんでも何かを作る人なら、自分の作ったものに自己満足することがありますよね。
もちろん、自己満足できるような作品を作れたということは素晴らしいことだと思います。
なによりとても気持ちいいし、嬉しくなりますよね。それに、それが次の作品を作っていく原動力になったりもしますし。
しかし、一人で作って楽しんでいるだけなら問題ないですが、仕事として商品を作っているとなると、自己満足って結構足を引っ張ってきます。(仕事だけじゃなくて、ゲーム会社への就職を目指して作品を作っている人も)
僕自身の経験で言うと・・・
学生の時ですが、自分で作ったキャラクターに満足したということがありました。
でもその作品を人に見せたときに、
「体のバランス悪くない?」
「テクスチャの描き込みが足りないです」
などと言った指摘を受けました。
普通なら指摘された部分を直すということになりますが、その当時は言われたことが受け入れられずにそれをそのまま置いておいてしまいました。
なぜそうしたのかと考えると、一度満足してしまっていたので、それが完成形になってしまっていて、なかなか手を加えるとか修正したりとかできなくなっていたのです。
直さずに置いておいた作品を時間が経って見てみると、言われたことに対して確かにそうだなあと納得できました。
考えてみれば、クオリティアップするチャンスを失っていたんですよね。
では足を引っ張られないように、目標とするクオリティを上げてなかなか満足できないようにします。
しかし、今度は終わりが見えなくなったりする可能性がありますよね。
なので、どこで満足するかのバランスが難しいです。
でも、そのバランスが取れればクオリティを上げながら、できた作品に対しては満足しつつ、次につなげることができますよね。
みなさん、そうなればもっと作品を作るのが楽しくなりそうじゃないですか?
ちなみに僕は、そうなれるように指摘された部分は素直に受け取って直すようにしています(昔はなかなかできなかったですが)。
そして、指摘された部分は、次のものを作るときに注意して作業しています。
もし新たに指摘された箇所が出てきた時は、次の時は注意して・・・。
という具合に、毎回作るごとにできるだけ、前に言われたことが出てこないように気をつけています。
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