2008年10月31日 (金)アクションとリアクション
おはようございます。本日の当番、新人モーションデザイナーのR.Iです。
最近、やっと一人暮らし始めました。
会社も近くなり、朝はゆっくり寝r・・・いや、油断せずに頑張ります。
さて、今回はゲーム上におけるアクションとリアクションについて
お話したいと思います。
最近、モーション以外にもメニュー画面制作などの仕事もやっております。
ボタンを押すと、画面が切り替わっていくというような感じですが、
ここでいうボタンを押すという行為が「アクション」だとすると、
画面が切り替わったという結果が「リアクション」になります。
ただ画面が切り替わるだけではアクションに対してリアクションが
薄いような気がします。
そこで、ボタンを押した時に効果音が鳴るようにするとします。
すると、前回よりボタンを押したというアクションが明確になり、
リアクションが濃い印象になります。
鳴らす音の種類でも印象はかなり変わります。
例えば、ボタンを押すと「ピンポン!」と鳴れば、決定や正解のイメージで
「ブー!」と鳴れば、拒否や不正解をイメージすると思います。
クイズ番組などではお馴染みの音で、ほとんどの人が上記のようなイメージに
結びつくため共感を得るには適正だと思います。
モーションでも同じことが言えます。
相手に対して、攻撃を行うモーションがあったとします。
このアクションを受けた相手のリアクションをどうするかによって、
アクションする側を貧弱にしたり超人にしたりもできます。
そのかわりヤリ過ぎなのは禁物です。
学生時代にチームでゲーム制作をした際、他の学科の方に効果音を
作ってもらうようにお願いしに行った時の話です。
ロボット同士が対戦するゲームで被弾した時の音の作成をお願いしに行きました。
数日後、「できました」と言われて音を聞きました。
すると、聞こえてきたのが戦車の砲撃音、核爆発をイメージさせるような音でした。
聞いた瞬間「この規模の被弾だったら、ロボットが一撃で大破しますね」と
笑いながら友達と返答した思い出があります。
世界観、キャラクター性などにもよりますが、基本はアクション=リアクションが
望ましいと思います。
ですが、ちょっと面白いCMなどはアクション<リアクションというケースが
多いような気がします。
特に海外のCMは「えー、やりすぎでしょー」や「どんなシチュエーションだよ」
っていうのが結構あります。
もちろん、いい意味でのヤリ過ぎです。
最近は動画サイトも多いので、また機会があったら色々観たいと思います。
と「アクションとリアクション」について書きましたが、
家に帰ってもアクションに対して
リアクションしてくれる人がいないのが残念です・・・ハイ
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