2008年10月27日 (月)見つめているものは何?
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのY.Nです。
つい先日社内企画コンペの一次審査が終りました。
企画コンペの詳細はコチラをご覧ください。
一次審査では応募された全作品を全員が審査します。
審査しながら見るのは慣れていないせいもあり、正直大変でしたが
様々な角度から人を楽しませようと意図された作品を大量に見ることで
表現するということについて色々と気付かされることがありました。
特に思ったのは、自分が頭に思い描いているものは当然自分には見えている
けれども相手の人には見えていないということ。
単純なところではゲームの目的やルール、アクションの雰囲気だって
伝え無ければ無いに等しい、けれども単にその目的だけを唐突に書いた
だけでは弱い。が、力を入れる部分を間違えても駄目…。
何も知らない相手に自分が見せたいと思っているものを如何にして見せるか、
与えられた手段を駆使するべく頭を絞らないといけない。
作品一つ一つにそれぞれ特徴があるにしても、企画書作成もモーション作成も、
いや、作成するという事全般の根本は同じだなぁと、思った次第です。
あと、意外と両者の構成も似てたりするのかもなどとも思ってみたり。
モーションの基本の構成から動きを特定する部分をちがう言葉に変えてみると、
下みたいな感じになるでしょうか。
・最初に目を惹きつけつつこれから展開するものを予感させ(予備動作)
・見せたいことの核心を表し(主動作)
・これまでの動きから起こる最終的な帰結を見せつつ、何を表現したかったのか
ということを強く印象付ける(フォロースルー)
まぁモノによりけりだとは思いますが、各構成の意味合いが全く合わないと
いうこともなさそうですね。
表現手段が企画書作成とモーションで全然違うので、アナロジーを無理繰り
探すのはもうこの辺で止めておきます。
まずは伝えたい事柄がなんなのかよく見つめるところから始めます。ハイ。
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