2008年10月 8日 (水)Lv1で強い武器は装備できません
おはようございます。本日の当番、プランナーのS.101です。
最近ようやく仕事が落ち着いてきましたので、週末に他のメンバーと共に
ゴルフの練習に行ってきました。初心者にもかかわらず、不相応にも父親の
お下がりドライバー(1本12万円)を振り回しております。
さてさて、本日の話題は「チュートリアル」です。
最近のゲームタイトルにはかなりの確率で「チュートリアル」もしくは
「チュートリアルに相応するステージ」が組み込まれております。ゲーム内容が
進化し複雑になると共に、それをユーザーに適切に伝える必要が出てきたのですね。
新しく買ったゲームをプレイしてみると「ボタン操作」や「画面説明」などが
テキストや音声を交えて簡単完結で分かりやすく構成されていました。また、
新システムなどはデモンストレーションなどで動きを一度見てから、プレイアブル
状態に戻ってきて練習をする事ができます。まったく予備知識のないタイトルでも
チュートリアルが終わる頃には基本操作をマスターする事ができるわけです。
いやぁ、助かりますね。むかぁ~しRPGで魔法の使い方が分からなくて、
マイクに向かって魔法名を叫んで恥ずかしい思いをしたとかありましたよ。
新規ユーザーにとって、とてもありがたいチュートリアルなのですが、構成を
自分で考えてみると意外と難しかったりします。テキスト表現がうまく伝わらな
かったり、説明不足だったり、表示位置が判らなかったり、時間が短かったり…。
例えば「RPGで主人公に武器を持たせて攻撃させる」というチュートリアル
ですと、主人公の武器を分かりやすく表示し、装備画面でもウィンドウを点滅
させるなどして誘導し、初級武器を確実に装備するまで次に進まないように構成
します。
そうして、何とかまとまったチュートリアルテスト版を開発メンバーにテスト
プレイしていただきます。そうすると、チュートリアル用の初級武器を拾わずに、
わざわざ武器屋で強めの武器なんかを買ってきたりして、攻撃と防御を教える
ための敵を一撃で粉砕するという、内容を破綻させるいやらしい操作をするわけ
です。
「ちくしょー、武器屋鍵かけたる!所持金も0円だ!ゼロ!!」と言いながら
再調整します。そうすると今度は「お店でアイテムを買う」チュートリアルで
何も買えなくなってしまいます。
いやはや、難しいですね。そんな試行錯誤を繰り返し、ユーザーに伝わりやすい
優しいチュートリアルを作れるように精進したいです。
余談ですが、ゴルフのチュートリアル前に強い武器(高価なドライバー)を
手に入れる事に成功し、チュートリアルを破綻させようとした私ですが、練習中に
ボールを打った瞬間「バキッ!」という鈍い音と共にクラブがへし折れて、
ヘッド部分のみ飛んでいきました。
まさか、こんな形で攻撃力調整されるとは…。
この後はクラブの修理で所持金調整ですね。分かります…。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「プランナー」カテゴリの記事
- 最後までやりきろう(2019.02.15)
- 寒さ対策(2018.12.20)
- 断捨離(2018.12.06)
- 推しからの魔法は解けない(2018.11.08)
- アーケードゲームはeスポーツの夢を見るか?(2018.09.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント