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2008年11月19日 (水)画面に見えないバグ

おはようございます。本日の当番、プログラマーのK.Yです。

ゲームを構成している要素にはいろいろなものがありますが、
その中のひとつに『サウンド』があります。

サウンドとひと言でいっても、

・各場面で流れるBGM
・何かアクションをした時に鳴る効果音
・キャラクターがしゃべった時の音声


など、様々な種類があります。

開発が進んでいきサウンドもだんだんと実装されていきますと、
BGMや効果音によってステージの臨場感が増したり、
音声によってキャラクターがより生き生きとしたものになっていきます。

このようにゲームには欠かせない要素のひとつサウンドですが
やはり実装するにあたってはいろいろなバグに直面します。


例えば、オブジェクトが爆発する時に鳴る『ドーン』という効果音。
爆発する時に1回だけ鳴らすのが正しい実装なのですが、
間違えて爆発したフラグが立っている間ずっと鳴らし続けてしまうと
『ドドドドドドド・・・』
という連続音になってビックリしてしまいます。

さらに、複数あるオブジェクトが次々と爆発した場合には
そんな連続音がどんどん増えていってしまいます。

これではBGMも他の効果音もかき消されてしまい
うるさくてゲームどころではなくなってしまいます。


他には、パラメータの指定を間違えてしまったために
かわいい音声のはずが、ものすごく低い声になってしまったり、
データ番号を間違えたために、状況と全く違うセリフをしゃべったり、
緊迫した静かな場面で予定より大音量の効果音が鳴って焦ったりなど、
開発中ならではの少し面白いバグもあったりします。


あとバグとは少し違いますが、よくやってしまう(?)ミス。
それは一番最初にサウンドを鳴らそうとする時に起こります。

やはり最初の実装となると関数を呼ぶ順番がおかしかったり
数値の設定を間違えたりで、なかなか一発では音が鳴ってくれません。

おかしな箇所を見直して再びチャレンジ。
やはり音が聞こえません。

あれ?おかしいなぁ。
・・・
テレビの音量がゼロのままでした。


このようにいろいろなバグを経ながら実装しているサウンド。
ゲームをプレイする際にはそんなサウンドにも耳を傾けてみてください。
新たな魅力を発見できるかも知れませんよ。

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