2008年11月 5日 (水)イームズチェアーから思うこと
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーの西出です。
数年前からイームズの椅子を数脚購入しています。
イームズは家具に興味をお持ちの方であれば、一度は聞いた名前だと思いますが、
アメリカのデザイナーの名前で、主にインテリアデザインでは、
夫婦で名を連ねて「チャールズ&レイ・イームズ」と表記されているのがそれです。
夫のチャールズは建築家や映像作家でもあります。
詳しくはネットで調べてみてくださいw
最近はミッドセンチュリー(1940~1960年代)のインテリアデザインを
総称する名前として、しばしばネット上で使用されているようですが、
全てがイームズではありません。
イームズで有名なのはシェルサイドチェアーと
ラウンジチェアー&オットマンでしょうか?他にもいろいろありますが・・・
この前イームズ家具の中でも定番中の定番?である
ハーマンミラー社製のシェルサイドチェアーを購入しました。
出来るだけレプリカは避けて当時の本物を持ちたいとオークションで
70年代に作られた製品を手ごろな価格で購入しました。
40年前のものなのでそれ相応に汚れてはいましたが、
これがなんともまあ実によろしい具合で、
実物を使用して感じた事が、何点かあります。
・どんな部屋に置いても主張しすぎず
・どんなシチュエーションにもあう
・尚且つ、実に飽きがこない一体形成された滑らかなフォルム
・それでいて機能的である
40年も前に生み出されたものなのに、全く色あせを感じないデザインは、
時代の流行に囚われない何か普遍的なものを有しているようにも思います。
テレビゲームも同じように、今まで数え切れないほどのタイトルが生み出されてきました。
多くがその時代のトレンドに合わせて生み出されたものだと感じていますが、
最終的に残るのは、前述した普遍性をどこかに秘めているものなのだと
最近感じています。
それが良いか悪いかの話はしていませんのでご了承ください。
なにかこむつかしい話になりましたが、要は旬を過ぎてもロングランで遊べる
唯一なテレビゲームをデザイン出来るように日々邁進したいなと、
イームズチェアーに座りながら思いに浸ったお話でした。
ちなみにイームズチェアーの1脚は花柄ですw
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