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2009年3月27日 (金)要望に答える、という仕事

おはようございます。本日の当番、プログラマーのN.Iです。

突然ですが、ニーズってご存知ですか?
個人的には、最近良く聞く言葉ランキングの上位に入っていたりしますが。
意味としては、要求・要望だそうです。詳しくはググっちゃって下さい。

最近まで、私はこの言葉の意味を全然考えていませんでした。
思えば専門学校の頃からすでに、ニーズなんて度外視していた気がします。
あの頃の考え方は
『3Dのゲームが作りたいから3Dモデルの表示をしよう』とか
『ローグライクゲームみたいに、ダンジョンをランダムに生成したいなぁ』とか
っていう感じで、『○○がしたいから』プログラムを作ってました。
そして、完成したモノを見たある教師から決まってこう言われるんです。
「何か足りない気がするな~何かは解らんけど」と。

解らんのかい!
ってツッコミは堪えるとして、
作りたいモノを作って満足するのは危険なのです。
勉強をするという観点から見れば、それでも良いと思いますが。
自分の手から離れた時に問題が出てくるのです。
なぜなら、自分が使う訳じゃないからです。
他人が使うということは、自分の想定外の使われ方をするということであり
受ける印象も、人それぞれなんです。
だからこそ
・対象はなんなのか?
・何が出来るものなのか?
・使用方法はどういった状況なのか?

などを常に考えながら、一番良いと思われる形に仕上げないといけないのです。
一番良い形なんて、そんな簡単に見つかるもんじゃないですけどね…
それでも、四苦八苦する価値はあると思います。

皆さんもゲームを作る際に、ニーズを意識しながら作業してみて下さい。
きっと足りなかった部分が見えてくると思いますよ。

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