2009年4月13日 (月)うちに帰るまでが遠足です
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのY.Aです。
最近はようやく暖かくなり、通勤もしやすくなってきましたね。
桜も咲き、あちこちで春色が見られる、目にも肌にも快適な季節です。
この景色を見ているとだんだん眠く…… … … ハッ
さて今回は「色味」についての話です。
ゲーム制作におけるモデル作りは、PC上で完成させただけでは終わりません。
エフェクト等プログラマーとの協力が必要な部分も、もちろんありますし、何より実際にゲーム画面に出してみたときの「色味」が違ってきます。
そのゲームの描画方法や背景との兼合い、ライトの強さなど様々な要因はありますが、実ゲーム画面上でBESTな状態に見えるように調整して、本当の完成と言えます。
簡単な例を挙げると
・ライトの強いシーンで登場する白っぽいモデルはディテールが飛ばないように
明度を調整する
・暗いシーンで登場する彩度の低いモデルは闇に溶け込んで見えにくくならない
ように彩度を調整する
といった感じで、画面全体に対して浮いていないか?視認性は大丈夫か?等、
調整→画面出しを繰り返し、確認していくことが必要です。
調整していくうちに、PC上だけでみると「これはあり得ないわ…」なんて色でも
実際に画面出ししてみるとBESTだったりすることもあり得るわけです。
というわけでタイトルがえらいこじ付けですが、ゲーム画面に出すまでが
CGデザイナーのお仕事です。
「PC上で見るモデルと、実際にゲームに搭載されたモデルでは見え方が違うよ」
という、まあぶっちゃけて言えば当たり前なんですが、重要なお話でした。
私の目には瞼の裏の色が見えます… Zzz… ハッ
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