2009年9月18日 (金)お茶会
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのN.Kです。
先日、地元で「区民まつり」というものが開催されました。
友人の親戚の方がお茶の先生をしており、そのお祭で「野点(のだて)」を開くということで、なかなか無い機会ですのでお誘いを受け、友人と行ってきました。
ちなみに「野点」というのは、屋外でお茶(抹茶など)をいれて(点てて)楽しむものだそうです。
実際にいれたりすることは出来ませんので、お茶と和菓子を頂いてまいりました。
お茶は裏手に控えている方が作られて、運んで下さいます。
それとは別に、実際にお茶を点てているところも拝見することが出来ました。
目の前でその様子が見られるということで、ついつい見入ってしまいましたね。
・釜から湯を取り出す時の勺の持ち方
・湯を入れた後の置き方
・茶碗を拭いた後のふくさの畳み方
・抹茶が入っている茶筒を開ける際の開け方
・・・など、色々とあるのですが、そのひとつひとつの工程を丁寧に行なわれていく様子は、とても洗練された動きでした。
お茶を点てる時では、茶筅(ちゃせん)を使って抹茶を泡立てるのですが、無駄な動きが無く、身体の揺れもほとんどありませんでした。
そんなに大きな動きで無くても、どうしても身体は動いてしまいます。
培った技能といいますか、熟練の技はやはり違うものだなと思いました。
というのも、2年程前に京都へ行った際、お茶を点てる体験が出来るところがありましたので、実際に点てたことがあるんです。
格式張ったものではなく、ただ体験が出来るというものだったんですが、それでもお茶を点てる際の方法や順序を教えて頂きました。
茶筅でお茶を点てる際に、
「姿勢を正して余り身体を動かさずに・・・」
なんて考えながらしてたら、腕の筋肉が悲鳴をあげそうになりました。
意外と難しいものでした・・・。
さて肝心のお茶はというと・・・「にがっ」という印象でしか・・・。
お祭で頂いたお茶は、苦味はありますが口当たりの良い
とても美味しいものでした。
見るのと実際にするのとでは、こうも違うものかと思いましたね。
見て勉強するのもいいですが、体験が出来るものに関しては色々チャレンジしてみると、また違った観点から知ることも出来ますよ。
いやぁ、とても良い経験をさせて頂きました。
こういう体験をさせて頂いたので、実際のお茶会に興味を持ち、帰り際友人に、
「今度お茶を飲む機会があったら、誘って~」
なんて言ったら
「長時間、正座出来るならおいで」
と言われたので、当分見合わせることにしました。
日本の伝統に触れるのは、まだまだ先のことになりそうです。
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