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2009年10月 6日 (火)美の○人

おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのH.Fです。

デザイナーやイラストレーターなど、絵を描く職業に憧れている人ならば、
絵画展などに行く方も多いのではないでしょうか?

そんな僕自身、最近絵画に触れていない事が多い事にふと気づき、
こりゃイカンと、最近ある絵画展に行ってきました。

僕が行ったのは、主にトロンプ・ルイユ(だまし絵)を主体とする絵画展なのですが、
僕の予想に反し、(行ったのが日曜という事もありますが)
多数の人々!!
僕の中では、ある刑事のように、片手に受け皿&紅茶のマグカップを持って、
優雅に閲覧するのを期待していたのですが、その需要の大きさに驚かされました。
確かに、だまし絵は視覚的に子供から大人まで楽しめる絵画と考えれば
納得はしますが、
逆にペットボトルの水さえ飲むのに苦労するくらい混んでいるとは、、、。
(注:基本的に美術館の展示会場では飲食は禁止です)

さて話は変わりますが、だまし絵と言えども範囲が広く色々な手法があります。

・アルチンボルトや歌川国芳を代表する、物を組み合わせて人型に模した作品

・3次元ではありえない建築物を描いた作品

・みる角度によってはまったく違うものに見える作品

・長さや大きさの錯覚をしてしまう作品

・そこに無い物をあたかも存在させるような作品

・絵の一部が外に飛び出しているような作品

など、絵画のザッとした例でも沢山あり、さらにオブジェクトなど
造形物を含めると無数の手法があります。

CGをやっている人間にとって周知の通り、
だまし絵の手法はゲームを作る上でも使われています。

お気づきの通り、モデルに貼り付けてあるテクスチャーですね。

細かい部分まで現実世界のようにモデリング作成していては、時間も大幅に掛る上、

ポリゴン数も膨らむのでゲーム中の描画処理が追いつくわけもありません。

そういう細かい立体部分などを上手くテクスチャーに描いて、
視覚的に立体に見せるよう、だまし絵の手法も用いて作成しています。

まあ、最近は描画処理が凄い次世代機もあり多少は立体で作成出来る部分も
増えましたが、まだまだこの手法のお世話になっている今日この頃です。

いや、そう考えると先代の発想は実にゲーム業界、いやCG業界に多大な貢献を
しているものだと。

そんな絵画鑑賞をしながら造形物コーナーでも、この手法をゲーム画面に出したら、

どういう風に見えるのだろうかなど思ったり、
休日の絵画展でも仕事の案を考えたりしてました(汗)。

あと、最後に一言。
人が多いのもあって仕方ないのですが、
背の小さい子供を優先して絵画を見せてあげて欲しいと思いました。
感受性の強い子供が後ろで背伸びしている中、
背の高い大人が絵画の目の前で腕を組んで鑑賞している姿は、
見てて少し悲しくなります。
確かに、滅多に見れる物ではないので、少しでも前へ出て見たい気持ちは
分からないでもないですが、皆が気持ち良く閲覧する為に、
少しの気使いがあれば小さい子供でも素晴らしい美術鑑賞になると思いました。

美術鑑賞ならぬ美術感謝なんつって~(はぁ?)

ハイ!!
締めは何とも締まらない物となりましたが、(苦笑)
マルチメディア全盛の世の中ですが、たまには美術鑑賞なんかも
良いんぢゃないでしょうか。
以上、ある日曜の昼下がりの、あるゲーム業界人の絵画鑑賞でした。

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