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2009年11月 4日 (水)君の知らない表現

おはようございます。本日の当番、プランナーのN.F.Hです。
FはフードのFになりました。

暦も11月になり、めっきり寒くなって秋を感じられる季節になりました。
これまでにも秋といえば、というテーマでいろいろとブログが書かれていますが、
私にとって秋と言えば、やはり食欲!
今日も生肉をもって砂漠や火山や水没林にでかけては、みんなでバーベキュー!
おぉっと! 肉がコゲても躊躇せずに食うぜ! ヒャッハー! ゲホッゲホッ・・・
だけどいくら食べても「私」の食欲は満たされないのはなぜ・・・・・・?

さてさて、そういった人間の命の根幹をなす「食事」ですが、ゲーム内でも
「食事」が登場するシーンは非常に多いです。
ゲーム内の要素として重要な場合、食事によって体力やスタミナを回復したり、
特別な食料を食べることで一時的に能力が上昇したり、逆に一定時間ごとに
食事を食べなければ、スタミナが減っていくものなどがあります。
メニューについては、現代を舞台にしたゲームではハンバーガー、ファンタジーを
舞台にしたゲームでは肉塊の左右に骨のついたいわゆる「あの肉」が定番ですね。

そう、定番!
多くのユーザーは何の説明を聞かなくても、ゲーム内でハンバーガーや
あの肉を見た場合に「それを食べる(使う)ことで、何かを回復できる」
ということが想像できるのです。
ゲームの中ではハンバーガーやあの肉、ひいては食事という行動が
「食事・・・ゲーム内の何かを回復させる」という記号として確立しているのです。
ゲーム内のアイテムとして「アツアツのピザ」を入手した時に
「それは投げて敵を攻撃するアイテムです」といわれても
「なんだ、食べられないのか・・・」と違和感を感じるかもしれません。

こういった「ゲーム内での暗黙の了解」は他にもイロイロあります。
 キャラが点滅中・・・ダメージを受けない状態
 破片が飛び散る・・・攻撃すると破壊できる物
 メニュー回りが点滅・・・ダメージを受けた
 装備に“E”と表記・・・Equipmentの頭文字で現在装備している
 河や海・・・超えて進むことのできない壁



定番で使われている記号以外を使用すると、ユーザーにとっては理解しにくい
表現となりかねません。
もちろん、他のゲームで使われている記号ばかりを使用していては、ただのパクリ
と言われかねませんが、今までに誰も見たことのない状態の表現については、
誰もが一目で理解できる表現をじっくりと検討していく必要があります。
そういった表現を考えていくのも、企画として楽しい所の1つです。

普段の生活の中で、突然自分のステータス(?)が変化した時に、
それをゲーム内表現でどうやって表現するかを考える癖を付けてみると、
ひょっとしたら役に立つことがあるかもしれませんね。

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