2009年12月25日 (金)欲張り屋さんなアナタへ
そうだ。皆、お尻になろうよ!
私が小さい時は、今がこんなにデジタル化した世界になるとは、
思ってもいませんでした。
昔はなかったパソコンが、会社にも家にも普通にあったり。
昔、考えられていたSFチックな建物とか普通に建ってしまっていたり。
じゃぁ、人間も進化する日も近いのではないかしらん?
私はお尻から下があればいいわん。人間で一番美しい箇所だと思いますもの。
現実逃避?いえ。素直に思ったことを言っただけです。
おはようございます。
本日の当番、周りの新人のブログは技術的な事を披露している中、
一人お尻だの、太ももだの、脹脛だの、新人デザイナーのE.Fです。
この間、私の兄は言っていました。
「あの女の子のキャラクター可愛いな。」と。
私はそのキャラクターの顔を観て…そうかな?と思いました。
そう言い返したら、兄は言いました。
「ゴメンw太ももばっか見てるわw」
確かに。わざとらしく強調されているその太ももは何かを狙っていました。
しかし、私は”可愛い”という言葉を聴いて、顔を観ました。
…太ももが可愛いのか。 可愛い 太もも。
この間、友達は言っていました。
「最近は女性のキャラクターの絵でも胸を描いている時が楽しい。」と。
確かに。その友達が描いたキャラクターの絵には
背中を逸らし、今にもはち切れんばかりの自信満々レモン型の胸。
その友達の楽しいという気持ちがそのレモン型の胸から溢れていました。
しかし、私が女性、男性のキャラクターの絵を描く時は、
下半身、特に膝よりも下を描いている時が、今は一番楽しく感じます。
そのキャラクターに着せる服のデザインよりも、
靴のデザインを考える方が何よりもウキウキしたりします。
更にこの間、私は就職活動に使っていた履歴書とポートフォリオを
見つけました。その履歴書の特技の欄にはこう書いてありました。
「私はキャラクターの絵を描くときに、そのキャラクターの
目だけで全てを表現することができます!」と。
…なんのこっちゃ。インパクト♪インパクト♪ってか?
いえ、確かに。当時は下半身を描くことよりも、
目で全てを語らせる絵を描きたいと思っており、
紙に全体的な形を捉えたら、人間、クリーチャー問わず、
何よりも先に、そのキャラクターの目を自分の満足がいくまで、
描いたり消したりを繰り返していました。
しかし、今の私は下半身が命。その中のポートフォリオの作品を観てみても
ただ人が変なポーズでこちらにガンとばしている絵にしか観えませんでした。
人には人それぞれ人間に対しての、美意識、感覚、価値感等が違うようです。
そしてそれは日々変わっていくようです。
…じゃぁ
その変わっていく日々に合わせて、
私が好きだと思う部分だけを持つ人間に、
私の考えで人間を進化させてみましょう♪
[画像]
…これは…!
…あれ?案外普通ですね。ちょっと残念です。
人間のキャラクターと言うものを描く時、顔、上半身、下半身等があって
そして、人それぞれが持つ美意識、感覚、価値感等が合わさることで、
等身が変わったり、足が長くなったり、目が大きくなったり、怪我をしていたり、
人それぞれ、その人なりの人間の美しさになるのだと思います。
この長い長い文章で何が言いたかったかと言いますと…、
自分が良いと思っていても、他人には良く思えなかったり。
自分が観てほしいと思っていても、他人には目に当たることがなかったり。
当たったとしても、その人には不快感を与えることしかなかったり。
また、その時は良いと思われても、時が経ってダメだと思われたり。
そして、自分が表現したいことが多すぎると、全体のバランスが崩れ、
何が表現したいのか、わからなくなったり。
でも、それで良いと思うのです。
気づかされるまでは悩む必要はないと思うのです。
それが分かったとき、指摘されたとき、
初めて自分が見えなかったところや、伸ばさなきゃいけないところがわかり、
どう表現したら、自分が表現したい部分を潰さずに上手に組み込んでいけるのか、
そんな勉強になるのだと思います。
ワガママすぎてもダメですし、ワガママすぎなくてもダメなのだと思います。
と、今日のブログのネタを考えているときに
ふと思い出した、私が学生時代に実感した事を
つい最近、あった出来事で例えてみました。が…上手く伝わったでしょうか。
学生さんの方々の、就職活動や、ポートフォリオの1ページだけにでも
何か役に立つことがあったら、と思っております。
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