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2009年12月10日 (木)縦でもなく横でもなく、それは中割り社会。

おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのK.Cです。

さて今回の私担当のブログもアニメーションの話です。
…あー。これこれ。
ちゃんとモーションと共通する話なんでスルーはせずに聞くよろし。

先日とあるゲームをやってたとき「惜しいなぁ」と思ったことがありました。
それは手付けモーションでのデモシーン(キャプチャーモーションではなく、
創作によるデモ)でモブキャラ(周囲のキャラ)が振り向くカットでした。
見た感じ、斜向きのポーズと正面向きのポーズの間にモーションキーが無く、
補間で振り向いていました。
前面で演技をしている主役やヒロインに目が行きがちなところなのですが、
私は奥のその何気ない所に目が行ってしまいました。
「ああ。これ。間に1キーでも打っていればなぁ」
そう思いました。

特にこの【振り向き】モーションなどはポーズ間に入れる絵によって見え方が
かなり変わるモーション
だと思います。

例えばポーズ間をまったくの補間で動かした場合。
2009_1209_01

先に言っておきます。…絵が変とか言うなぁっ!

はい。マウス一発書きなのでヘロ絵なのは何卒ご容赦を。
まぁ実際はCGですが手書きで表現するとこのような、目や頭、体などの
部位が同タイミングで動くような感じになります。

次に下の2枚を見てください
2009_1209_02
2009_1209_03

上は頭と目線が先に動いて体が遅れてくるように絵を入れた場合。
下はその逆に、体が先行、頭と目線が遅れてくるように絵を入れた場合です。

人の意思で振りむく場合はほぼ上のような動きになることが多いと思います。
【目線→頭→体の順で動く】とかは、誰かに呼ばれた時などを想像すれば
「そういえば…」と思い当たる方も居られるかと思います
そう。3つのGIFを比較した時、人の話を聞く時の【振りむき】には
この絵の入れ方が一番合うように思うのです。
え?絵がヘロり過ぎて伝わらない?。
ああ。まぁ理屈はこういうことってことで…。

ちなみに下の場合は、何かを気にしながら誰かに呼ばれた時とか、
見渡したいと思う体の動きより注視しようとする意識が強い【見渡し】の場合
(↑慎重に見渡す時などですね)にこういう絵を入れたりします。
ああ。あともっと極端に頭を残せばロボ○ップ(古っ)っぽいです。

最初のデモの話に戻しますと、恐らくこのゲームのモーションマンの方は
モブってこともあり、作業効率の為ポーズ間に絵を入れずに作ったんでは?
と思います。
でも、上記GIFのような表現は、絵なら2~3枚、さらにこれがCGでは1キー
打てばある程度表現できることですので、費用対効果的に見てもこういう時は
中割りポーズを入れるべきだと思うのです。

 
つまり、手を抜きたい時。
そういう時はあえて一服して(嫌煙家の方ごめんなさい)ちょっと頭を冷やして
試しにポーズ間に1キーで打ってみて何か表現できないか考えようってことですね。

ただし、一服のしすぎは自分の頭より、周りの目線が冷えることもあったり。
ああ。あと今日のブログで一つ勉強になりました。

 
「マウスでの一発描きは指の筋肉によろしくない」…特に親指

 
 
※補足【補間】…ポーズとポーズの間をモーションマン側で特に指定せずに
        各関節が自動的に且つ画一的に動いている部分

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