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2009年12月 4日 (金)本を読んでいます

おはようございます。ディレクターの富田です。

只今、開発の真っただ中、面白い作品を作るため、寝る間も惜しんで頑張ってます!

あまりの忙しさに、自分の時間が持てない今日この頃ですが、なんとか隙間を見つけて手間のかからない読書をしています。

今読んでいるのは、ドラマにもなっている山崎豊子さんの「不毛地帯」(全4巻)です。
ちょっと王道すぎますね。

実は複数巻(2巻以上)の文庫本は、最後までモチベーションが続かないので、あまり読まないのですが、放映されているドラマの第一話を見て、主人公の設定が面白そうと思って原作を手に取りました。
ドラマの方は、残念ながら第一話しか見てません・・・

山崎豊子さんの小説は初めてなのですけど、「不毛地帯」に関して言うと、設定や背景の描き方がすごい!ことと、読み手のテンションの上げ下げが上手い(偉そうですが)ので、一気に読み進めてしまいます。
まるで、海外産のFPSをプレイしているときと同じで、主人公のシチュエーションをどんどん変化させることで読者を引き込みます。
しかも、そのテンションを複数巻引っ張るわけですから、最初の構成段階での試行錯誤が大変なんだろうなぁと思いました。
っていうか、おそらくその試行錯誤を楽しんでいるのでしょうね。

ゲームも構成の段階と制作の段階がありますが、構成(仕様)段階は楽しいです。
アイデアを出すこと、それを仕様化、リスト化する作業は地味ですが、ゲームの決め手になる部分なので、ここで楽しまないと楽しいゲームはできません。

しかし、近年では大人数で開発を行うため、完全に分業化されている場合もあります。
特に制作部分を手掛けるプログラム、デザインなどは構成作業に加われない人たちもいることでしょう。

アクセスゲームズでは、分業化が完全ではありません。
まだまだスタッフが少ないというのもありますが、基本的に”ゲームを根本から作りたい”メンバーが集まってますので、全員構成も手掛けます。(手掛けさせています)
企画がコンテを描き、プログラマーがフローを書き、皆が”ゲーム制作=商品開発”を満喫しています。


読書の話に戻しましょう。
自分が読むジャンルは、フィクションのドラマ、軍事モノ、歴史モノが多く、ほぼ良く見る映画のジャンルと同じです。
理由としては、単純に好きなジャンルであるということ以外に、ゲームを作る上でのアイデア出しのアイテムとして、”ものすごく役立つ”からです。
「”遊び”と”シチュエーション”の参考資料」になるわけです。

これからも、どんどん読みまくって、ユーザーの皆さんを没入させるドキドキわくわくさせる商品を作っていきたいと思います!


ということで、最近読破したお気に入りの本を写してみました!

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