2010年3月17日 (水)機能色々
おはようございます。CGデザイナーのH.Mです。
雨続きで寒い日が続きましたが、少しずつ暖かくなってきて何よりです。
話は変わりまして、
アクセスゲームズでは普段、3DソフトはXSIを使用して業務を行っています。
我々デザイナーは、ゲーム製作ではモデリング、アニメーションの領域の部分は良く使用しますが、このツールは他にもたくさんの機能が存在します。
直接の業務で使用するわけではありませんが、折角あるものは使いたくなるもの・・
そんな訳で、業務の空いた時間にマテリアルをいじくっていたりしているわけです。
例えば、金属のマテリアルが作りたい!ってなった時の流れでいいますと
レンダリングの設定をし、ライトを置きます
(今回はポイントライトを一つだけ使っています)
この時点ではただのphongになります。
アーキテクチャルマテリアル(建築マテリアル)を当ててみました。
マテリアル設定はデフォルトです。
反射、映り込みの数値をいじりました。
金属質になりましたが、とってもつるつるです。
テクスチャを貼ってみました。ノーマルマップも使用しています。
勿論、上記でも述べたように、普段の業務で使用するわけではありません。
しかし、ちょっとした場面で突然急ぎで必要になったりもします。
例えば、小さなロボットのCGの挿絵が必要となった時。
その時は、デザインしながらの作成であったこともあり、以下のような作業を行いました。
前回、上記で作成した金属マテリアルをさらに別の設定でもう1バージョン作り、作成したモデルに適応し、2バージョンの画像を作成。
その二枚をフォトショップ上で組み合わせる。
色を直接フォトショップ上で塗り、パーツごとの質感は、上記の二枚を切り替えながら決めて行く。
最後にリムライト、アンビエントオクリュージョンを作成して微調整。
ついでにエフェクトのようなものも追加して完成。
(クリックすると大きくなります)
一点物の画像だったため、
下地の部分をXSIで作り(UVも顔の部分以外はほとんど調整していません)、
塗装禿げや色味決めの部分はフォトショップ上で行うことで時間を短縮させています。
他にも、
広報用の一枚画像が必要な時、
異なったマテリアルを簡単に用意し、デザインの方向性を決めたい時など、
ちょっとした部分で知っていると非常に便利です。
レンダリング、マテリアル以外でも、パーティクルやシミュレーション、最近ですとアイスなどと言った機能も追加され、ツールやプラグインもどんどん進化しており、とても遊び甲斐のあるものとなっています。
皆さんも一度、是非手元にあるソフトを遊び倒してみてはいかがでしょうか?
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