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2010年3月23日 (火)伝達力トレーニング

おはようございます。本日の当番、プログラマのY.Hです。

最近はパソコンの普及で、漢字を読めても書けない人が多くなっているようです。

そういう僕も御多分にもれず、日頃パソコンばかり触っていますので、学生時代に比べて、文字を手書きすることが極端に減りました。

先日、とあるミーティングで久しぶりに議事録を書くことになったときは、
「あれ、どういう漢字だったっけ?」
と頭を捻ることもしばしばでして…。

久しぶりの議事録当番は「漢字が書けなくなってるなぁ…」とつくづく感じてしまい、気を引き締めなければならない結果となってしまいました。

また、先日母に頼まれて書類に自分の名前を書いたところ、
「何?この汚い字!」
と罵られてしまいました…。
自分ではそれほど変わっていないと思っていたのですが。
うーん、学生の頃の文字を知っている人からすると汚くなっているのか…。
確かに改めて自分の書いた文字を見てみると、学生時代とは違うような気も。

ちなみに母曰く、学生の頃の僕はそこそこきれいな文字を書けていたようです。
「そこそこ」の部分に突っ込みを入れたくなりますが、一応褒められているようです。
まぁ見方を変えれば、「今の文字は汚い」と言われているようなものですが…(汗


さて、デジタルなゲーム開発現場ではありますが、時にはアナログな方法で意思疎通することも少なくありません。
手書きで文字や図面を書く構成力は思っている以上に重要です。

例えば手書きでメモや付箋を書いて、担当者に渡すこともあるのですが、その文字が汚いと、
「何それ?何を書いてるかわからん!」
…ということになってしまいかねません。

さらに、文字だけではなく図面を使う場合も多々あります。
プランナーやデザイナーと仕様について話をしている場合など、言葉だけでは分かりづらい場合は、手書きで図面を描いて説明することがあります。

プランナーやデザイナーが説明で描いてくれる図面がいつもわかりやすくて非常に助かっています。
僕もたまに図面を描いてプログラムの仕組みを説明したりするのですが、いかんせん絵心がないのでどうもわかりづらい図面になってします…。
伝わりやすい図面を描く力も必要ですね。


もちろん「手書きで文字や図面がきれいに書けた(描けた)からOK!」
…というわけではありません。

文字がきれいに書けても、文章の内容が意味不明だったら意味がありません。
テキストファイルならば文字の見た目を問われることは無いですが当然、文章の内容までは保証してくれません。
相手に物事を伝えるためには説得力、構成力のある文章を書く必要があります。

もちろん言葉での伝達力も欠かせません。
互いに顔を見合わせてのミーティングなどでは、細かいニュアンスも伝わりやすいです。
しかし、これもほかの伝達方法と同様、話す内容や選ぶ言葉によっては、相手に間違った認識を与えてしまうこともあるので注意が必要です。


このように、文字、文章、図面、言葉…
と伝達方法はいろいろありますが、人に物事を正しく伝える事は大切なことです。

特にゲーム開発現場ではチームで仕事をする以上、各自の認識の齟齬がないようにする必要がありますので、この伝達力というのは極めて重要です。

とても重要なことですが、簡単なことではありません。
こればかりは一朝一夕で習得できるものではないので、実践を積み重なるしかありません。

伝達力マスターになるべく、日々精進あるのみ!

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