2010年4月20日 (火)じっくりコトコト煮込んだ企画
おはようございます。本日の当番、プランナーのS.101です。
つい先日念願の大型バイク免許を取得しましたぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「これは祝うしかねぇ!うまい飯とうまい酒で祝うのだ!」と
最近取り組みだしたのが…
料理!Let's Cooking!!
特に【豚の角煮】に凝ってます。
本日は、企画書制作のキモを美味しい角煮制作に例えながら
話してみようと思います。
さてさて、現在プランナーの人もそれを目指す人も、企画書作成にあたり、
必ずこのゲームは面白い!もしくは面白くなるだろう!とニヤニヤ内容を
想像しながら書いていることと思います。
私自身、コレはと思うアイデアが閃いたとたん、ものすごい勢いで書いて
しまいます。そのアイデア一つから次のアイデアが連鎖的に生まれ、
ノリにノッタ状態になります。もう止まりませんw
そして出来た企画書。
うむうむ、満足げに顔をほころばせながら、珈琲でも入れて一息つきますか。
角煮でいう所の、作ろうと思い立って、あっという間にお皿の上で盛りつけまで完了といった感じです。
あら美味しそう♪
そうでしょうそうでしょう!何せ自信の一作ですもん。
美味しくないわけがない!!!
勿論、出来たてホヤホヤの企画書も、キラリと光るアイデアを詰め込んだの
だから面白くないわけがない!!!
「ちょっとまった!早まるな!まだそれを提出するんじゃねぇ!」
ここからがキモの部分です。
一度完成した企画書を完全に忘れましょう。そうですねぇ、3日間ほど
封筒にでも入れて机の奥底にしまいましょう。3日間かけて頭をリセットし、
次に見る時は他人が書いた企画書を、初めて読む感じで見直します。
そう、角煮でいう所の【煮込み時間】です。
じっくりコトコト弱火で3日間煮込み、自分が寝る時に角煮もゆっくり冷まして
寝かします。そうすることによって、味がなじみ、旨味がギュッと
凝縮されるのです。
ここで、企画書をじっくり読み返してみると、いろいろな穴が見えてきたり、
さらに素晴らしいアイデアを思いついたりします。実際私が体験した事では、
勢いに乗って作成したアクションゲームの企画書が、実はゲーム中の一つの
システムについて力説しているだけで、そのゲームの全体像を考えると、
そのシステムを利用している戦闘時間以外、特に目立った面白さを感じること
が出来ない内容になっていたことに気付いたことがあります。
企画書作成の際の、勢いや瞬発力は勿論大切なのですが、そうやって出来た
企画書を、もう一度最初に立ち戻り、そして客観的な見方が出来るということが
すごく大切なのです。そうやってジックリ手塩にかけて出来上がった企画書は、
きっと素晴らしい作品になると思います。
コレが3日間ジックリコトコト煮込んだ角煮の完成形だっ!
最初の写真と見比べると、その違いは一目瞭然!食欲をそそります!
味もしっかりついていて、お肉も柔らかい。こりゃビールが止まらない!
皆さんも、最初に出来たと思ってからの見直し。ジックリやってみませんか。
きっと美味しい結果が待っているはずです。
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