2010年9月16日 (木)あえて手順を変えてみる、というのも一つのスタイルかもしれませんね。
おはようございます。本日の当番、最近自宅で遊んでいるゲームがホラーなので、小さな物音にも反応してしまう、プランナーのY.Kです。((((;゜Д゜)))ガクブル
先週末は久し振りの連休だったのでスポーツ番組を堪能しました。
先日まで行われていた世界柔道では、過去最多の金メダル10個を獲得しましたし、プロ野球も、目まぐるしく順位が入れ替わる白熱した戦いが繰り広げられてます。
サッカーでも、代表入りを狙う選手たちが新監督に猛アピールしてますし、大相撲も秋場所から再出発の場所として注目されています。
何事も懸命な姿はカッコイイです。
さて、僕も休日に懸命に本棚を組み立てました。そう、『懸命』にです。
大事なことなので2回言いました。
実は1ヶ月ほど前に、それまで使用していた本棚に漫画本がしまいきれなくなったので、アウトレットで見つけた本棚を買ったはいいものの、ゆっくり取れる休みがなかったため組み立てずに放置していました。
組み立てていない本棚は場所を取るだけだった上に、本を買うペースは落ちないので、足の踏み場がなくなっていく一方でしたが、連休をきっかけに組み立てることにしました。
段ボールから取り出して、汚れを拭き取っただけで30分経過(´Д`)
組み立て手順が書かれた紙が入っているし、工業高校卒の血がうずいていたのでそれほど時間が掛からないと思っていましたが、ネジの太さよりネジ穴が小さかったり、ネジを撒き散らしてしまってどのネジを使えばいいか分からなくなったりして、完成までにかれこれ3時間以上掛かってしまいました。
床に乱雑に置いていた本をぶち込みましたv( ̄∇ ̄)v
嬉しすぎて、本をしまうために本を買ってしまいそうでした・・・
冗談はさておき、このまま
懸命な俺、カッコイイだろ(キリッ
で終わらせるわけにはいかないので、少しプランナーらしい話をしてみます。
この本棚を組み立てるにあたり、先程書いたように下のような組み立て手順が書かれた紙を見ながら組み立てていきました。
表裏印刷の1枚の紙に組み立て手順が書かれています
この紙に書かれている組み立て手順をプランナーが作成している書類に例えると、〝フロー〟が近い書類になります。
フローは、どのような手順で処理を行えば良いかをプログラマーに伝えるために重要な書類になります。
フローがなければ、プログラマーの担当者によって挙動がバラバラになってしまう恐れがあります。
時には、デザイナーにも見てもらいますし、バグチェックの際にはゲーム中の挙動に問題ないかを確認するために参考にします。
ただし、プランナーが作成したフローが必ずしも正しいとは限りません。
今回の本棚でも、基本的には手順通り組み立てましたが、一部手順を入れ替えたことをもありました。
例えば、手順通りに進めると、下から上に向かってネジを回さなければいけない状態になってしまうので、上部の部品を固定してから上下反転させてネジを回すといった方法を取りました。
ゲーム開発でもフローを変更することがあります。
フローを考えるにあたり、プラットフォームごとに決められたルールがあるので、そのルールに則ったルールで作成しなければなりません。
しかし、同じプラットフォームでも、前回のプロジェクトでは問題なかったフローが、今回のプロジェクトからは問題が出てしまうこともありなかなか上手くいきません。
特に、新しい型番が発売される時期にルールが変更される場合が多いです。
また、プログラマーから要望があれば、相談した上で、より効率の良いプログラムが組めるように、その都度フローを修正していきます。
僕がフローを考える際は、少しでも簡潔なフローになるように心掛けています。
フローが簡潔であれば、プログラムも簡潔になる可能性が高くなります。
そうなると、作成時間も短くなりますし、バグも生みにくくなります。
みんな幸せになれます。+;゜*゜ヽ(´∀`)ノ゜*゜;+。
ってな感じで、懸命にプランナーらしい話をしてみました(キリッ
またの機会があれば、もう少しフローについて話してみたいと思います。
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