バッチファイル + Excel その2
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのY.Nです。
前回の記事で、バッチファイルとExcelを使って、とある階層下のファイルの
リストをまとめる的なことを書きました。
しかし…。
前の記事で最終的に作ったリストは、情報がごちゃごちゃつまってて、
見難い上に使い勝手もかなり悪そうです。
今回は、もうちょっと見易い形にまとめる方法と、そもそもわざわざ手をかけて
こんな表を作って一体何の役に立つというのかといったところを書いてみます。
■■1.見易くする1
横方向について、パスとファイルの情報はセルで分かれてるのに、
パスの情報は全部一つのセルに無遠慮に突っ込まれていて、分類がされてませんね。
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■改善案:セルを分割する
Excelファイルからテキストを開くことで簡単に分割できます。
カンマ-タブ区切りの形式でスペースを区切り文字にして読み込んでください。
テキスト取り込み後、またまたパスをずらっと縦に並べます。
今回はディレクトリの右セルが必ず「のディレクトリ」になっている点に
注目して下の関数を用意します。
=IF(D2="のディレクトリ",C2,A1)
これを例のごとくデータの下端までコピーします。
最初からやっとけよって感じですね。
表の横分割はこれで完了です。
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■■2.なんでこんな表を作ったのか
これではまだ、縦にずらずら同じ文字が続いていて、目がすぐ疲れそうです。
セルで分かれているとはいえ、無駄に文字数が多くて見難いですね。
しかし、この表を作るときに行を空けず、列には同じ情報が入るよう、
わざわざこの形に整形したのでした。
それはなぜかというと、この形だと、表から簡単に情報を抜き出せるからです。
Excelの関数を利用すると、たとえばこんなことができます。
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■利用方法例:不要ファイルの削除
不要ファイルが紛れ込んでいるが不要ファイルがどれか判らない、
ただし必要ファイル名は判るという場合、
必要ファイルのリストに無いものが、不要ファイルということになりますね。
そこでこんな感じで、不要ファイルを削除するバッチファイルを作れます。
<H列(セルH2)の関数>
=IF(ISERROR(MATCH(E2,I:I,0)),"del","")
※I:I … 必要ファイルのリストを入れた場所としてI列を指定してます
図の緑のところ
※必要ファイルリストに入ってない場合、「del」と表示
<I列(セルI2)の関数>
=A2&"\"&E2
※ファイルのフルパスを作成
※調査ファイル(.dotXSI)と不要ファイル(del)でソート
図でセル色が黄色の部分をテキストファイルにコピペして拡張子を.batで保存すれば不要ファイルを削除するバッチファイルの完成です。
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■■3.見易くする2
今回は、バッチファイルで作ったテキストをExcelで使いやすい形に加工するという流れで書いていたのでこれ以上見易くするということは考える必要はないと思っていますが、もう少しだけなら、空行を作らずとも見易くする余地があるので、やり方をご紹介しておきます。
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■改善案:縦方向を色、線で分ける
バッチファイルの結果から、パスとファイルの2つだけの情報のリストを作るとします。
パスは、それまでと違うものが出てきたときだけ気が付くようになっていれば、それで十分ですね。
Excelの条件付き書式を使って、境界を強調して同一データを沈黙させます。
オートフィルタをかけている表に対して見栄えの調整をするのは無駄が多いので
まずはオートフィルタをした状態で表を別シートにでもコピペします。
では条件付き書式を設定します。
まず、パスがずらずら書かれた列用のルールを設定します。で、
条件付き書式→「新しいルール」→「数式を使用云々」を選択して、以下の数式を入力。
=A2=A1
それで、書式で文字色をグレーに設定します。
適用先はパス用セルの最上段から最下段までを設定してください。
条件付き書式で、もうひとつ新しいルールを設定します。
以下の数式を入力
=$A2<>$A1
それで、書式で罫線を上側に張るように設定
適用先はデータ用セルの全体を設定してください。
設定するとこんな感じで変化します。
他にも太字にしたりセルに色を付けたりなどもできます。
色々いじってみると面白いですよ。
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巷には色々便利なツールがあって、ファイルのリネームやコピー、などは
簡単にできます。
しかしバッチファイルとExcelを組み合わせると、上の例のように
ファイル操作に関してはかなり柔軟に対応できるようになります。
ツールでカバーしきれないような複雑な注文も、Excelでなら置換や
オートフィルタなどデフォルト機能を使うだけで強引に操作できたりします。
望みの操作が搭載されているツールがなかなか見つからなくて、
お困りの方がいらっしゃいましたら一度バッチとExcelを使ってみては
いかがでしょうか。
案外さっくりと終わらせられるかもしれませんよ。
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