2011年5月11日 (水)エンターテイナー その1「起」
おはようございます。本日の当番、プランナーのK.Kです。
当社とは、予てよりビジネスパートナーとしてお付き合いしておりましたが
心機一転社員となりました。
このブログコーナー含め、ブログと呼ばれる物自体初めての試みです。
そういう意味では、33歳にもなって「初めて」の事を、
今だに体験できるというのは、貴重な時期を過ごしております。
基本的には、業界を目指す方が、元気になれるような事を伝えていければと
考えておりますが、まずは自己紹介的な、お話からさせて頂きます。
私自身、「ゲーム業界」、「プランナー職種」を特に目指してはおりませんで、
たまたま、得ていた知識と経験が様々な縁を通じて、現在に到ります。
じゃあ何をしてきたのか?何を目指しているのか?と聞かれますと、
エンターテイナー(人を楽しませる人間)と答えています。
もちろん、ふざけているわけはありません。
職業・職種ではありませんが、その意味は、それらに劣る物ではなく、
娯楽産業に携わる人間である以上、誰しもが悩み目指す、
アイデンティティだと思います。←まぁ私の考えですが。
時には『劇団の座長』、時には『TV番組の企画』『M-1ファイター』など
様々な経験がありましたが、趣味であり職業であり、
一貫として人を楽しませる事だけを追求してきました。
そういう流れを経て、いつの間にかゲーム業界に携わる今日この頃です。
さて、ゲーム業界を目指されている方もそうですが、この業界に携わるという事は、
ゲーム機という媒体を介し、『娯楽』をお客様に提供するエンターテイナーに
なるという事です。
それはつまり、『人を楽しませる事』を商売にするわけですから、
『人を楽しませる事』に責任を持つという事でもあります。
この業界を目指す方の多くは、楽しむ側を経て、
希望されている方も多いと思いますが、
是非、楽しませる側になるという訓練を、されてみてはと思います。
例えば、友人やバイト先のお客さんが何をされたら楽しめるのか、喜ぶのか?
もっと応用をきかせ、最初はがっかりするが、最後に喜びに変わる事は何か?
いわゆるサプライズですね。
相手がどのような反応をするかを想像し、実行してみましょう。
その時、好きなものや、嫌いなものを知っていれば、それは分析に役立つ、
提案材料になります。
その時の結果はどうでしょう?イメージと同様のリアクションでしょうか?
結果、相手は楽しめたでしょうか?
ここで大切なのは、どのように相手が感じられたかを全力で理解する事です。
しゃべり上手は、聞き上手と言う言葉もありますが、しゃべり方が上手い
下手関係なく、相手の気持ちを理解出来ているかが重要です。
これは普段私が、友人と会話する時や、大事なお客様との商談の際でも、
変わらず心がけてきている事でもあります。
どんな商いでもそうですが、買うのは必ず人です。
たった1人の人間さえも理解できていない、楽しませる事が出来ないようでは、
何百万人もの人たちが、喜び楽しめる商品など、創れるはずがありません。
『人を楽しませる事』への第一歩は、人を理解する事だと言えます。
そして人を理解する事こそ、まずエンターテイナーの第一歩と言えるでしょう。
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