2011年6月22日 (水)夢の言葉「自動」
おはようございます。本日の当番、ゴルファー兼プログラマのJ.Kです。
ゴルフシーズン本番にもかかわらず、少々不調。
ダッファー卒業に向けてスイング改造中です。
さて、本日のお題は、夢の言葉「自動」です。
「自動」という言葉。
あ~なんて便利そうな響き。
なんでもかんでも「自動」でやってくれたら楽チンだな~
…
そう「自動」は楽チンで便利なのです。
自分も「自動」という言葉を聞くと「ん?楽チン?便利?」とか想像します。
しか~し!
宇宙のビッグバン以降、そんな都合のよい「自動」が自然発生するわけがない。
なぜなら「自動」とは、人が作り上げたものだから。
スイッチ1つで、洗濯から乾燥まで!という洗濯機も最初から自動ではありません。
そのような動きになるように、人が必死に設計しているわけです。
…
でも、「自動」を使っている人はそこまで考えません。
単純に
楽チンだ!
便利だ!
という感じでしょうね。
はい、私もその1人です。
しかし、これが開発現場では、様相が変わってくるのです。
…
そう、使う側ではなくて、設計する側になってしまうんですね…
…
プランナーさんやデザイナーさんから
「これを、こうしたら、こうなって、ああなる、みたいなの自動でできん?」
とか、言われることがあります。
ふむふむ。
話半分で聞いていても、確かにそれは楽チンで便利そうだ。
ん?「自動」?
…
「自動」って!
それって、俺らが作らんとアカンやん!
うわ~急に面倒臭くなってきた~
ひ~
っていうか、作業量の単純なトレードやん!
無茶苦茶や!
…
と、まあ、ここまであからさまに嫌がる事はありませんが、チームプレーで開発して
目標に突き進んでいる過程では、内容の大小に関わらず、多かれ少なかれ、こういう
やり取りが行われます。
楽チンで便利な「自動」機能を一度作れば、開発終了までずっと使い続けれる。
これは総合的には、非常に有用で、楽チンです。
楽チン=時間的余裕が生まれる
ということは
時間的余裕がある=より良いものが作れる
ということにもなります。
なので、トータルで考えて有用と判断した場合は、泣く泣く、え、あ、いや、喜んで
「自動」機能を作り上げるのです。
…
と言いつつも、開発末期に要望があった場合などには「突貫!突貫!」と言いながら
その場限りの「自動」機能を作ったりする事も、ままあります。
ま、それは最後の一踏ん張りなので許容レベル。
次回のプロジェクトに反映させればOKです。
…
このように「自動」機能は、楽チン!便利!でありつつ、次回プロジェクトでさらに
バージョンアップしていく可能性があるというシロモノです。
いろいろと便利なものを作って、充実させていきたいものです。
しかも、正常に動作した時「よし!」というプチ達成感があるのも醍醐味。
…
あ、でも醍醐味があるからって、無理難題なことは言わないように!>開発員
…
…
…
あ~誰か完璧なゴルフスイングを「自動」で体現できるマシーン作ってくれんかな~
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