2011年6月 2日 (木)身にならなかった苺
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのK.Cです。
今回はいつか書こうと思っていた実家のことを書きたいと思います。
ええ。需要が無いのは100フレームも承知ですともっ!
私の育った実家は頭に【超】が付く…あ。いや【群】が付くほどド田舎で、
国道沿いを除けば山と田と川と民家しか残らんのではないかって感じです。
うちは農家なのですが、ここ35年はストロベリーファームを営んでいます。
(んむ。決して苺農家とは言ってはいけないのだ。横文字は正義!)
ちなみに日本の基準では苺やメロン、蔦から出来る物はすべて【野菜】です。
リンゴや桃やサクランボなど木になるのが【果物】
またアメリカでは直観的分類なので苺やメロン。トマトも【果物】のようです。
んまぁトマトは直感的?な感じもしますが…。メリケンわかんねぇ。
そう言えば幼稚園ん時、苺を【野菜】の仲間に入れ、先生ともめたなぁ(遠い目)
話がそれましたが、だから野菜農家が果物に手を出す場合苺とか多いみたいです。
去年の話、その苺の苗が盗まれました。しかも箱単位で。
実を盗むならまだしも文字通り根から盗むのは頭が良いのか悪いのか。
苺は美味しく育てるのが非常に難しい植物です。ましてやハウス栽培主流が故に
春の旬から冬の旬に変わってしまった昨今の栽培方法ではなおさらです。
当時、両親は犯人の目星はあったそうなのですが、
(そりゃそうだ。例年作ったこともない苺の苗がその人の畑に植えてあれば
バレるってもんです。)
そこは田舎のコミュニティ。近所付き合いに支障をきたすよりは…との判断で
追及は諦めました。
結果、両親から見ればお粗末な管理を続けたその苗は実を結ぶこともなく
全滅したそうです。
置き換えれば、この事は我々モーションの作業にも言えることだと思います。
過程を無視して楽して結果のみを求めた結果、身(実)にならなかったのです。
出来あいのスクリプト。ライブラリのアクションなどを多用し、
1から作る術を無視し続けてると自分の成長の妨げになりますよ。
…って教訓でもあるなぁと思いました。
まぁちょっと例が極端でしたが、誤解無きようお話すれば、上記の様な
所謂作業的ショートカットもまた必要なことですし、私も活用します。
ただ、過程を知った上でショートカットするのと、初心者のうちから知らないで
ショートカットするのでは、前者の方がただ活用するだけでなく出た結果の
弊害部分も吟味修正出来るので、やはり若干結果は変わってくるのです。
話を戻せば、人の(作った)苗(作業的ショートカット)を盗むのでは
無く、自分で苦労してまずは苗(経験)を育てろってことです。
…お。上手くまとめた風。
あ。ちなみに一昨年はハウス暖房用ボイラーの灯油が盗まれました。
こちらの方がより実用的な泥棒ですね。
ってか犯人許せねぇ!灯油返せっ!
そうそう。最後に実家の話でひとつ疑問があります。
ちょうど私の賞与が出たタイミングで毎度実家がリフォームや農機具購入等、
大口の買い物をするのはなぜだろうか。
ぬぅ…吸引力の唯一変わらない賞与ホイホイめ。
賞与が出たなんて全く知らないはずなのに…田舎者の勘はするどい。
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