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2011年7月 8日 (金)若さゆえの構想と妄想と暴走(その③)

おはようございます。本日の当番、プロデューサーの角和です。
このところ本当に暑くて、年寄りには厳しい季節がまたやってきましたが、先月末は「そろそろ体力の限界か?!」と思っていたら、関西では6月の観測史上最高の猛暑を記録したそうです。


さて、前回は“ショットガン型コントローラー”を新規制作したところまで、お話ししたかと思います。
※今でも自宅の押し入れの中には、設計担当者がくれたショットガン型コントローラーのサンプルを大切に保管

今機種は、山あり、谷あり、洞窟ありの道なき道を切り開く〝探検家〟をモチーフにしたゲームでしたので、もう一つの目玉として〝とある入力装置〟を搭載する事にしました。

それは、、、『ダイナマイツ・スイッチ』。

そう、古の映画で、鉱山での岩盤爆破や敵基地の破壊などでよく見かける、〝T型〟のレバーを両手で持って押し下げる「あの爆破スイッチ!」です。

これに関しては、筐体設計担当者も単純な形状なので安心したのか、速攻でモックアップを作ってくれました。
勿論、いろんな力自慢?が入り浸るゲームセンターに設置する筐体ですので、レバー自体は金属で頑丈に作ってもらい、安全面を考慮して握り部分にはゴム製の素材でカバーした立派な物になりました。

世の中のほとんどの人が、実生活ではあのレバーで爆破をしたことが無い(いや、普通は爆破自体したことが無いか?)と思いますが、誰もが何をやる物なのか一目でわかり、きっと「押し下げたい~っ!」と思ってもらえる物だったと思います。


かくして、遂に完成した〝2大コントローラー〟を、ゴツゴツとした岩肌を模した成形品の巨大コンパネにプレイヤー人数分取り付けた様は、それはそれは壮観で、これまでの苦労を吹き飛ばす程の嬉しさでした。
※レバースイッチは理由あって無いのですが・・・


次に、僕の頭の中にあったのは〝ゲームセンターにアトラクション空間を!〟と言う目論見で、5番目の構想は『モニター映像とジオラマ(成型品)との映像合成』でした。

オープン当時はしょっちゅう仲間と遊びに行っていたDランドのアトラクションで、『○○マンション』と言うのがあるのはみなさんもご存知かと思います。

そのアトラクションの中で、造形物ではない半透明の亡霊が空中を浮遊していたり、石膏像に目と口が浮かび上がってしゃべる不思議な映像表現があるのですが、初めて見たときは、本当に驚きました。

で、それを取り入れようと。

企画中、主人公が道なき道を冒険していく道中で、〝主人公を迷わせるストーリーテラー〟が登場します。
その語りべを、映像で作ってしまうのではなく造形物で作り、冒険者の行く末を語る際に登場させ、目と口を投影する事で、しゃべるという構想でした。
僕たちは、おそらく直径5~60cmはあろうその大顔面を作り、まずは、プラ板に描いた目と口を懐中電灯で投影させ、合成具合を試してみたのですが、結果は、、、、、残念ながら考えていたイメージのビジュアルにはなりませんでした。

なぜなら、造形物側の大顔面が実体的すぎて、作り物っぽさ全開で見えてしまっていたからです・・・
また、プレイ画面の中央に登場させたいと考えていたのですが、さすがにメカ的に可動させるわけにもいかず、画面の脇に設置したので、「こんなんじゃだめだ!真正面に登場させたい! そして、もっと、ぼんやりと空間に浮かび上がらせるのは、どうすればよいのか!!」と。
その日から再び、僕たちの思考錯誤の毎日が始まるのでした。

なんかちょっと、中○みゆきの歌声が聞こえてきそうでしょ。(古っ・・・)

まあ、アーケードゲーム業界やアトラクション業界の方なら簡単に想像がつく方法なのですが、続きは次回をお楽しみに。

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