2011年9月12日 (月)高速化
おはようございます。本日の当番、プログラマーのG.Iです。
ゲーム制作を行う上で必ずみんなが通る道、、それが高速化です。
特にプログラマーは一番大変な思いをすることになるのでがんばりましょう。
今日はその高速化を行う際にいつも自分が心がけている
ことを話します。
まず、高速化で一番重要なのは、
がんばって早いプログラムコードを書く!!
、、ではなく、
余計な処理を見つけて省く
ということです。
もちろん、高速なプログラムを書くことは重要ですが
実際ある程度経験を積んでくると、それは常に心がけておくことであり
高速化時にあまりやることではないと気づくはずです。
最近はコンパイラーも優れていますので、
一般的な書き方をしていればそこまで無駄な処理が挟まることはありません。
もし、自分のプログラムコードの改善で大幅な高速が望めたら
それは相当だめなプログラムコードを書いていたと思って反省してください。
まあ、私も人のことを言えたようなもんじゃないですけどね、、
で、余計な処理とは何かというと
ズバリ!!ゲームのシーンに必要のない処理です。
例えば、自分の経験で言うと
・全く動かないキャラクターのあたり判定処理
・シーンとは関係のないAI処理
・デモ用に隠れているキャラクターのモーション処理
・物陰に隠れているオブジェクトの表示処理
・そもそも画面外にいるオブジェクト表示処理
などなど、普通に考えたら処理されなくていいようなものが
意外とでてくることが多いです。
これらの無駄処理は、プログラマーの人数やプロジェクトの規模が
大きければ大きいほど発生します。
プログラマー全員で話し合いをして、無駄な処理がないかどうか探しましょう。
高速化を行う場合は、まず初めにここまでキチンすることが大切です。
そして、それらをすべてつぶすことができれば、かなりの高速化になります。
ですがもし、それでも処理の改善が見られなければ
、、がんばって早いプログラムコードを書きましょう!!
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