2011年9月 8日 (木)予定と結果のズレ
おはようございます。本日の当番、ゴルファー兼プログラマのJ's.Kです。
先日、改造スイングで79の好スコアを叩き出し、少しだけ良い気分。
しかし、呆れるほどのパターの下手さに頭を抱え中です。
秋の気配、最高のゴルフシーズンの気配、激務の気配を感じる今日この頃。
全ての気配を堪能する事としましょうか。
さて、本日のお題は、「予定と結果のズレ」です。
実は私、バックスイングのわからないゴルファーです。
わからないというのは、どうしたらよいかわからない、という意味ではありません。
何が正しいのかわからない、という意味なのです。
…
しかし、試行錯誤の末、最近やっと理解し始めました。
以前「イメージと感覚と実際のズレ」というブログにも書きましたが、ズレです。
ズレなんです。
当時は自分の理想のスイングと実際のスイングがズレているというお話でした。
今回は異なるズレです。
バックスイングを始めて、打ちに行くぞ!というタイミングがズレてるんです。
…
例えば
・腰を45度曲げてお辞儀をする、という場合に45度になっていない…
・自分では45度のつもりでも、客観的にみると60度になっていたりする…
ということなのです。
自分が「これぐらいだ」と思う位置とズレてるんですね。
さて、この「ズレ」ですが、やはり業務でも発生しちゃいます。
我々の業界は、ゼロからものを生み出す作業がメインです。
当然、その作業はスケジュールによって管理されます。
作業しながら予定を決定して行くわけではなく、予め予定を決めて作業します。
この「予定」がズレる可能性があるわけです。
これは経験が非常に影響します。
経験が浅いとズレも大きくなるわけです。
例として挙げると
・この作業なら3日でできる!
と、思ったとしましょう。
この3日。
単純に作業を行うだけであれば、かなり正確な数字かもしれません。
ただし、この数字を割り出す時点での考察が足りているかどうか?が問題です。
経験のある人であれば
・以前、似たような作業で結局4日間費やしてしまった
というような経験が生きてきます。
これが、考察が足りていない場合
・それぐらいなら3日間でできるんちゃう?
という安直な割り出し方になってしまうわけです。
まあ、これは経験の他にも、その人の考え方もあるわけですが…
他にも、あまりにも考え過ぎてしまったことにより
・不安でしょうがないので6日間ぐらい見積もろう…
という場合もあります。
長く見積もって早く終わる、というのは一見良い事のように見えるかもしれません。
が、長期間の開発おける1項目のズレは全体的なズレに発展します。
1年の予定でスケジュールを組んだのに、9か月で終わった。
ということになれば、のこり3ヶ月はどうすんの?
となり、会社全体に影響してしまいます。
ですから、作業の内容と日数は経験を生かして、精査する必要があります。
さて、精査した結果、4日という作業期間が出たとしましょう。
でも、これだけでもダメなんです。
なぜダメかというと、何かしら不測の事態が起こる可能性が含まれていません。
例えば
・バグが発生し、修正に丸1日費やしてしまった…
なんてことが起こると、それだけで予定が狂ってしまいます。
そこで、予備を考えます。
これは
・すんなり作業が進めば、4日間で終わるが、バグ発生を考慮して1日追加!
という考え方です。
予備を1日にするか2日にするか…
まあ、これも経験が必要な話なのですが、全く見積もらないわけにもいきません。
でも、4日の作業に4日の予備、なんてことはありえませんけどね…
このような考え方のもと、スケジュールを構築していきます。
そして、できる限りそのスケジュールを順守して作業を行うわけですね。
…
さて、長年ゴルフをしていても「これくらいだ!」と思う位置がずれていた私。
業務では、ズレを先輩や同僚が指摘してくれることで、経験として積まれます。
が、私のゴルフ仲間は誰も正しい指摘をしてくれず…
おかげで、間違った状態が経験として積まれました…
私の周囲の人は、何をどうすれば正しくなるのか?を理解していないんでしょう。
私もわからなかったぐらいですから…
こりゃ治すのに時間がかかりそうです…
今後は正しい理解と実行にむけて切磋琢磨することにします。
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