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2011年10月 6日 (木)Can you speak English?

おはようございます。本日の当番、プロダクトマネージャーのM.Yです。

プランナー時代、同じイニシャルの先輩がいたので、間に“C”を付けて差別化しましたが、現在プロダクトマネージャーは私一人なので、“C”を脱ぎ捨ててみました。
身軽になった気がするYo!

さて、プロダクトマネージャーってどんな業務を行う職種なのでしょうか。
社内でも「あいつ何やってんねん」と、不思議に思っているスタッフがいるんじゃないかなと思います。

プロダクトマネージャーとは、開発が順調に進むように、いろんなあれこれをゴニョゴニョするポジションなのです。

何? 説明になっていない?

そうですね…、開発のみんなをフォローする「何でも屋」だと思ってもらえればいいんじゃないでしょうか。
定型化していないことが毎日押し寄せるので、頭は常にフル回転状態。
そういや最近、白髪が増えてきた気がするな…。
で、異動前に思ってもみなかった業務がありまして、それも白髪化を加速させている気がします。

その業務とは「英文対応」です。英語、Englishですぞ。

ご存じの通り、昨年の春発売された「レッドシーズプロファイル(英語名:Deadly Premonition)」が、欧米で話題となり、熱狂的なファンが増えている状況です。

米国最大手メディアGameSpotの2010年Most Surprisingly Good GameをエディターとリーダーでW受賞した他、多数受賞していますし、ディレクターのSWERYは、米国最大のゲーム開発者向け情報サイトGAMASUTRAにて、2010年The Game Developer 50のゲームデザイン部門で10名の中の一人として選出されました。

 → その他の受賞状況などはこちら。

欧米ではそのような盛り上がりを見せておりますので、アクセスゲームズに向けて数多くの英文メールが送られてくるのです。
それを私がWebサービスの機械翻訳と辞書検索を駆使して翻訳し、上司の判断を仰ぐというわけです。

英語のメールと言っても、英語圏だけでなく、他の国からも送られてくるんですよ。
アクセスゲームズで働きたいというリクルート系のメールが多いですが、SWERYへのインタビュー申し込みも数多くあります。
その他、大学の卒業制作でアクセスゲームズのプログラミングノウハウが必要だから提供プリーズというメールもいただきました!

各メールを見ていると、その垣根のなさというか、積極性に時代や国民性を感じます。
自分が学生の時に、海外の会社へ英語でリクルート活動するなんて、夢にも思ってみなかったですもん。
ましてや、卒業制作のために海外の会社のマル秘情報をゲットしようなんて、映画でも観たことないぞ

そんな英文メールの書き出しも様々。

日本のビジネスメールでしたら、企業様に向けては、

 株式会社○○○○
 ××××様

 貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 株式会社アクセスゲームズの阿救世素 太郎です。


といった具合に丁寧に書き出しを作成するかと思います。
ところが、アメリカから送られてきたメールで、下記のようにいきなり呼び捨てで始まり、名も名乗らず本文が始まるというメールがありました。

 Tarou,

 I'm honored to have the opportunity to meet you.


いきなりフレンドリーだなぁ。さすがU.S.A.と、うならずにはおられませんでしたぞ。
他にはこんな書き出しもありました。

 Hi Tarou,

ハーイだと!?
締めはこんな具合。

 Thanks,

サンクスだと!? 吉川晃司かキミは。
でも、ちょっとかっこええやん…。

使う言語が変われば、メンタリティーも変わってくる気がします。
少なくとも私の中で、人と対する時に国境の壁はなくなりました。
アクセスゲームズの、大阪から世界に発信するというモットーを確かに実感して日々業務に当たっています。

名刺交換後、

 Nice to meet you!

と握手するのが楽しくてしようがありません。
こんな時代になったのだなぁ。

と、調子に乗っていると、上司から名刺を渡す順番を考えなさい、と怒られてしまったわけですが。
上司よりも先に名刺交換をするにしても、その後、上司を英語で紹介出来るくらいの英語力を身につけなければいけませんね。

お、もしかして、白髪化ではなく、金髪化してきているのか!? 欧米化!?
「おっちゃんだからさ…」とのツッコミは不要ナリ。

どうでしょう。
プロダクトマネージャーの仕事が少しは垣間見えたでしょうか。

英語も日本語もペラペラなあなたは、今すぐアクセスゲームズにアクセス!

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