2011年10月 5日 (水)それってアートやん?
おはようございます。本日の当番、プランナーのK.Mです。
実りの秋… 収穫期に差し掛かり、社内ではゲーム企画コンペが開催中で、
こちらも豊作だったらなぁと、運営メンバーをやっているK.Mは思う訳です。
前回同様、この話題で熱く語りたいところですが、最近このブログでも
他の方が取り上げてくれてるようなので、やめておきます。
(運営メンバーとしては、盛り上がりが感じられて、うれしいかぎり!)
秋なので芸術、「アート」について語らせていだきたいかなと思います。
アートとは何か?
アートと聞くと、何かもったいぶっていて近寄りがたいという印象を持つ人も
多いかもしれません。
自分は、あるタイミングから身近に感じられるようになりました。
アートとは何か?を、なぜだか真剣に考えてみた時がありました。
10年ぐらい前でしょうか?
カフェブログで、AGディレクターSWERYがアートについて語っていましたよね。
「アートとは無責任な物なのだ!」
この言葉には共感できました。
かつて真剣に考え、漠然と達した考えをまとめてくれた感があります。
10年ぐらい前K.Mは、右も左も分からず無我夢中にゲームを作っている時期を脱し、
色々考え始める時期に差し掛かっていました。
もともと趣味で作っていたモノを仕事に変え、それを生活の糧にする中で、
皆さんに満足していただける素晴らしいゲーム「商品」を作るというやりがいある
創作活動とは別に、誰も求めてないけど自分の中にある「何か」を吐き出したい!
そういう欲望がありました。
それってアートやん?
…突拍子もないと思うかもしれませんが、何故かそう考えたのです。
自分の中では「商品」の反対の言葉として「アート」という言葉がハマりました。
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作品を見せて「何だこれ?」「こうした方が良いね」「なんか怖い」と言われた時、
「なる程。満足して貰えるようブラッシュアップしよう」…と考えるのが商品。
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作品を見せて「何だこれ?」「こうした方が良いね」「なんか怖い」と言われた時、
「知らんやん。オレはこうしたいんや。」…と言えるのがアート。
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アート=受け取り手を最優先にせず、自分を最優先にして行う創作活動
→受け取り手にとって無責任な存在
…という感じでしょうか?
アートという言葉を隠れ蓑に、開き直ってちゃ進歩しないよ…。
アートには「葛藤」がなくちゃ…と言ってくれる人もいます。
芸術的価値を学術的に研究し、「アート」と「アートでないもの」を
線引できる人もいるかもしれません。
葛藤や、学術的研究には至っていませんが、今でも満足いただけるゲームにすべく
あらゆる努力を惜しまないゲーム「商品」作りと共に、ガス抜きとして
「これってアートやん?うふっ」とぬるい創作も行っているのでした…。
皆さんも、レッツ「これってアートやん?うふっ」=芸術の秋!!
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