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2012年1月17日 (火)いつもあなたの事を考えています(はぁと)

おはようございます。本日の当番、プランナーのY.Sです。
あとひと月半ほどで、働き始めて一年が経とうとしているにも関わらず、業務の方はまだまだ手探りの部分が多い今日この頃です。
新しい仕事に取り掛かるたび、とりあえず「先輩!これどうやるんですか!」の一言から始まります。

そんな僕ですが、どんなに新しい仕事でも、これだけは共通して変わらないという部分がある事に最近気付きました。
それは「一日中あなたの事を考える」ことです。

え、なにそれこわいと思われた方、どうか落ち着いてください。
別にあなただけの事を考えてるわけじゃないんだからねっ!

得意のツンデレも見せたところで、一体どういうことか説明すると、要するにゲームは何においてもユーザー(あなた)ありきで考えられているという事です。
「ターゲットユーザーがこのゲームに求める要素は何か」
「この場面でユーザーが一番やりたいことは何か」
「この画面でユーザーに知らせなければならない情報は何か」
などなど。
とにかく「ユーザーは?ユーザーは?」と常に問いかけ続ける事が大切です。

「ここの仕様考えて」と振られることや、「これについてどう思う?」などと聞かれる事はよくあるのですが、その時「自分はこういうゲームが好きなんですよ。だからこういう感じでいいんじゃないでしょうか」と答えるのはあまりよろしくないわけです。
「このゲームのユーザーはここではこう考えるでしょう。だからここの仕様はこうするのがベストだと思います」といったふうに、ユーザーを前提に筋道立てて考えなければゲームのコンセプトから大きくズレた仕様になってしまいかねません。

「この仕様は面白いんじゃないか」という、自分の感性から生まれた直感的なひらめきももちろん大切だと思います。
ただし、そういうひらめきが降りてきた時こそ、今一度冷静になって「ユーザー」の観点から考えなおしてみる事が必要だと思うのです。

でもまぁこのように堅苦しく考える時もあれば、もっと単純に「よーし、このギミックでびっくりしろー!」だとか「ここはこういう面白さがあるよ!ゆっくり楽しんでいってね!」といったふうに、どんな楽しさをユーザーに提供しようかと頭をひねることも多いですし、楽しい部分でもあります。

何にせよ、「企画を考える」とはそのまま「ユーザーを考える」と言いかえられるのではないでしょうか。

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