2012年2月 3日 (金)妄想からクリエーティブへ
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのS.T.です。
最近後輩からあるダークファンタジーのマンガを勧められ、そのお陰で、この頃の落書きが妙にマニアックな路線を走っています(笑)
そして昨日、久々に描き下ろしたキャラクターのラフをツイートしました。
それで終わるつもりだったのですが…
2時間経過…
「何で前歯ないん?」と友達からの突っ込みが入ってきました。
簡潔に意図を説明した後、更に…
「すごい設定で描いてるんやなぁ~私より妄想族っ気があるかも。」って、
成り行きで「妄想族」の肩書が付けられました。
確かに、設定を考えている時の思考は妄想に近いですが、ただの妄想ではありません。それは、想像というものだと思います。
そこで、想像と妄想はどう違いますかって聞く人は結構いるでしょう。
goo辞書より、「妄想」は根拠もなくあれこれと想像すること。
一方、「想像」は実際には経験していない事柄などを推し量ること。また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。
そして、設定を考えることは、簡単に言うと、ある物事を作り出すために想像することです。
オリジナルゲームの設定を考える時は、基本こういう流れになります。
まず、時代や社会環境、世界観を大ざっぱに決めて舞台を作り上げること。
それは自分が持っている経験や知識などから生み出すものです。この段階ではまだ妄想が発生していません。
次、この舞台でどんなことが起こるか、どんな人がいるのか、どんな人間関係なのか、などなどの物事を考えて、納まらなくなるほど、どんどん広げていき、最初に設定した世界観から外れる考えもいっぱい出てくるでしょう。
これこそ、妄想が膨らむということです。
これらの妄想を纏めて、設定した世界観に合うような新たな要素を追加したり、その時代の物事を加工したり、つくり定めて形していくのは想像力が働くことです。
それを踏まえた上で新しいものを作り出すことはクリエーティブになります。
妄想は完全主観意識で、想像は客観が混じった主観意識です。
そして、クリエーティブは客観を呑み込んだ後昇華した主観意識です。
妄想は基本、妄想→想像→クリエーティブに発展できるようになれたら、いいデザイナーにもなれます。
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