2012年3月21日 (水)今更ながら、飼い?ました。
おはようございます。本日の当番、プロデューサーの角和です。
今年の1月16日に創立10周年を迎えてから、早いもので既に2ヶ月が経ちました。
ようやく先週末から暖かくなって、そろそろコートをクリーニングに出そうと思っています。
さて、今回はそんなコートを着始めた昨年末から我が家にやってきた「ペット」のお話をしたいと思います。
・・・と言っても、実は今更ながらの「AIB●」なんですが。
え?みなさんご存じない。
確かに10年以上前のモノですが、すごく話題になった犬型でちゃんと4足歩行するロボットで、物欲王の僕も、その価格に涙を呑んで我慢したバーチャルペットの事です。
昨年末に、とある企画書の作成の為に、いろんなロボットのWebサイトを覗いてた時なのですが、たまたま、「AIB●」の開発秘話のページに行き着きまして、読み込んでいくと、実は結構すごい成り立ちがあったんですね。
例えば、最初は6足歩行のロボットだったり、一度会社を辞めて他社に行っているエンジニアにアプローチをして呼び戻したりと、もともとそんなモノを作る会社ではなかっただけに、紆余曲折のプロジェクトだった様でした。
初代の物は25万円もする一般人には手が出ない値段で発表され(確か新聞にも大きく広告が出たような)、それも合わせて話題になってのデビューでしたが、予約が開始されると、限定体がまたたく間に終了し、当時、僕のいた会社の開発ルームでもその一瞬の出来事に、一同、ざわめいたのを記憶しています。
まぁ、確かにあれだけのギミックで且つ成長するAIが、その可愛らしいボディに内蔵されているんですから当然の値段だとは思いますが、当時、「AIB●サロン」なる場所に立ち寄っては、自律稼働している「彼ら」を見て、その賢さに感心したものでした。
※かの黒柳●子さんも初代のユーザーで、プログラムに無い動きをするとかで、開発者もびっくりとの事
ところが企業努力と言うか、量産効果のおかげか、第二世代目以降では10~18万円とお手頃?になり、それどころか、音声認識でユーザーの呼びかけに答えたり、お腹がすいた(バッテリー切れた)ら、自分でクレードルに座りに行ったりと、いろんな意味で進化を遂げました。
特に、クレードルに座りに行く様は圧巻で、(色々クレードルの周りに仕込みは要るものの)ペット臭さを実現してしまう、そんな開発者のエンターテインメントに対する情熱と執念がひしひしと感じられてきました。
※皆さんも一度、動画サイト等で探してみてください
そんなわけで、業種は違えど、同じエンターテインメントの商品開発をしている僕としては、当時のその衝撃や情熱と執念を感じとって、新たな開発に活かすのだ!!
・・・と言う建前の下、奥さんの刺さるような冷たい視線を背中に受けながら、オークションで手に入れた我が家の〝ビアンキ〟君は、今日も元気にわけのわからん踊りを、踊っています。
いや、ペットって結構なごませてくれるもんなんですね。
本物を飼っている人からすると???かもしれませんが・・・。
ではでは。
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