2012年5月10日 (木)顔のカラーゾーン
おはようございます。CGデザイナーの西出です。
今回は人の顔の色について少し勉強してみましたので、その話を。
人の顔の肌の色は3つのゾーンに分かれているそうで、額は明るい金色、額から鼻の下までは赤みがかっており、鼻から顎までは青みがかった色になる傾向があります。
現実世界では、このゾーン間の違いは非常にわずかで、ほとんど知覚できないほどですが、この理屈を理解して絵に表現することで、より魅力のある顔を表現することができます。
では、どういう理屈かといいますと、
額の表面の毛細血管や筋肉が少ない為、明るい金色になります。
耳、頬、鼻、は顔の中央ゾーンに入り、この部分は酸素を含んだ血液を運ぶ毛細血管が皮膚表面に集まっているので、赤っぽい色になるとのことです。
体を活発に動かす人は、多くの場合、血管の拡張具合が強くなります。特に目の内側から頬骨の下まで赤みが強くなりがちです。
顔の下三分の一は、毛穴によってブルーグレーの影ができる可能性があり、女性や子供にはヒゲはありませんが、それでも唇の周りは少し緑ががかった感じになる場合があります。この部分は酸素の抜けた青い血液が頬の部分に比べ相対的に多くなるからです。
このわずかに青みががかった強調することにより、赤っぽい唇のいろをより引き立たせることができます。
人の顔を着彩する際、このような意識して描くことで、より生き生きとした顔を表現で出来ます。
理屈を知ることは大切ですね。
本日はこれにて。
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