2012年7月27日 (金)実体験を伝えるには?
おはようございます。本日の当番、体験するモーションデザイナーのN.Aです。
「とりあえずやってみる」
何かを行おうとする際、最も使われる言葉ではないでしょうか。
実際、この「あくせくジェ~ムズ」でも何度か出てきた事のある単語だと思います。
今回は、そこから一歩踏み込んで
「やったことを他の人にも共感してもらう」
という内容を語ってみようかと思います。
語るといっても、基本は簡単で、
皆さんが日常的に行っていることを少し意識を変えて行うだけです。
1、イメージしやすい資料を用意する
写真や映像等、その時、実際に見た事柄を記録できるものを用意しておく事で、
他の人が簡単にイメージできるようになります。
2、日常で馴染みのあるものとの対比する
物の大きさを表現するために1円玉やタバコの箱等と比べてみる。
肌で感じた事を表現をするために実際に経験した事柄に結び付けて話す。
例えば、「サウナの中にいるような蒸し暑さ」等です。
3、対象だけでなく周囲の環境についても説明する
その時の天候や人々の様子、雰囲気などをなるべく簡潔に伝えるようにします。
説明しようとするあまり、複雑になりすぎるとイメージがしにくくなる場合があるので注意です。
1で述べたように写真等があるとさらにわかりやすいです。
「実はこの間、横浜に行ってきました!
大きな船が泊まっていて、とても迫力がありました。
中華街で食べた麻婆豆腐が辛くておいしかったです。」
これでは、横浜に行ったことはわかっても、
船がどんな形で、どの程度の大きさで、
また、麻婆豆腐がどんなに辛かったのか、
その場の雰囲気がほとんど伝わってきません。
では、わかりやすく伝えるために先ほど述べたポイントを踏まえて書いてみましょう。
「実はこの間、横浜に行ってきました!
少し曇っていたのが残念ですが、
ちょうど開港祭をやっている時期で、観光客が多く、とてもにぎわっていました。
港には2艘の大きな船が泊まっていて、とても迫力がありました。
ちなみにそれぞれ船の名前は
左:「自衛隊護衛艦やまゆき」
右:「日本丸」
です。
乗っている人との対比を見てもらうとその大きさがわかると思います。
昼食には中華街で麻婆豆腐を食べました。
目に見てわかる辛さですね。
実際、食べてみると汗が滝のように流れ、口の中の感覚が少しおかしくなるほどでした。」
どうでしょう、イメージがわきましたか?
少なくとも文章だけのものよりは風景が浮かびやすかったと思います。
これらの方法はレポート等にも活かせる、というよりも必須となるものです。
今回は簡単にまとめましたが、
実際にレポートを書く際には、さらに内容を細かくしていく必要があります。
セミナー等、自身が聞いてきたものを会社にフィードバックするような事になれば、
さらに重要になります。
これから社会に出るという方はまずここから練習して、
完璧なレポートをあげれるように頑張ってみてください。
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