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2012年8月20日 (月)若さゆえの構想と妄想と暴走(筐体開発編/最終回)

おはようございます。本日の当番、プロデューサーの角和です。

少し前に、日本各地での異常気象や竜巻等で被害を受けられた方々へお見舞を述べさせて頂きましたが、先日、いわゆる“ゲリラ豪雨”が早朝の関西地方で発生!

幸い僕の自宅は特に何もありませんでしたが、知人宅では床下浸水寸前まで雨水が押し寄せ、大変だったようです。
この場を借りて被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

さて、過去9回にわたって、僕の初めての3Dゲームに関する立ち上げ苦労話をお話ししましたが、今回で一旦成果をまとめてみたいと思います。


そもそも、今ではテクスチャ付きのポリゴンハード(って、ポリゴンハードと言う表現が死語??)なんて当たり前ですが、約20年前、「ローコストだが面白そうなチップが手に入りそうなので、いっちょやってみる?」的な軽いノリで、所属長から指令を受けたのでした。

まずはハードの研究から入り、そのハードの能力の範囲で表現可能な映像表現を模索し、でも、折角新しい3Dハードでの開発を許されたのだから、それまで作ってきた汎用筐体でプレイする、いわゆる“基板モノ”じゃ無くて、専用筐体で遊ぶアトラクションの様な作品を作るぞ と、まだまだ世の中の事を知らなかった“ケツの青い”僕でしたが、今回の『筐体開発編』までのブログで、以下の事にトライし、様々な体験と結論を見出すことが出来ました。
まあ、まだプリプロ開発の段階ですが・・・。

■筺体試作の結果報告

①3Dメガネ(当時は、筐体側に固定)による立体視
 ⇒当時の知識と技術では、3D酔いを克服できなかったので、
  残念ながら断念。

②50インチ巨大モニターによる、シアター空間
 ⇒これは、この企画のアトラクション感とユーザーの没入感を大きく
  左右する要素であり、迷うことなく採用。

③複数台の筐体を連結しての映像のワイド化
 ⇒実物を上司に見せて、「バブルがはじけたのに、こんなん、デカ過ぎて
  何処のロケ(ゲームセンターの事)が2台も買ってくれんねん!
  アホか!!」と、一喝されて一同納得の断念。

④専用コントローラー
 ⇒ガンコントローラーに関しては、おそらく、非固定式の中では最大級の
  サイズなのと、ポンプアクションのアトラクション性と相まって即採用。
 ⇒ダイナマイトスイッチに関しては、試作は成功こそしたが、ガンコンで
  レバーをたたかれるので、ガンコンが壊れると言う理由で、NG。
  ・・・納得でけへんな!
  ⇒ゴツゴツ岩肌の巨大コンパネはギリギリ滑り込み採用。

⑤モニター映像とジオラマ(成型品)との映像合成
 ⇒構造も形状も、試作は結構いい感じで実現できたのですが、大人の事情で
  カット。えっ?コストぉ??

⑥BOXタイプスピーカーとボディーソニック音響システム
 ⇒これこそ結構厳しいかと思っていたのですが、所属長の理解もあり、
  両方とも採用。この後の機種でも使えるからって計算ずく。



と、まあ、そこそこ夢を実現しつつ、現実にも直面した結果、ようやく本開発に進めるかのレビュー会にかけてもらえる事になりました。
いやいや、この研究開発の数ヶ月(たぶん3ヶ月くらい?)の濃密な関係各位とのやり取りによって、“良くも悪くも”今の僕の人格?を形成したとも言える、そんな数ヶ月だったと言えましょう。


で、レビュー会はどうだったのか?


“勿論!!”と言いたいところですが、開発予算が高いだとか、開発の仕方が古臭い?だとか、本当に出来るのかだとか、いろいろ突込みが入りましたが、そこは持ち前のいい加減さと、また、一緒に頑張ってくれたチームメンバー、関係者の皆さんの協力のおかげで、“何とか”承認を得ることが出来ました。



さあ、いよいよ、本開発です。
十人にも満たないチームメンバーが、初めての3D大型筐体モノの開発ですので、まっだまだ、問題が起こりますよ、そりゃね。

その辺を僕の次回当番で継続してお話しするか、それとも全く違うゲームの事をお話しするのか



それは、、、まだ何も考えてません。

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