2012年10月19日 (金)冬に震えが多くなるのは寒さだけのせいではない。
おはようございます。
本日の当番、まだまだ新人のCGデザイナーのM.Hです。
あの奇妙な冒険のアニメが始まり、毎週深夜のあの時間だけテンションが絶頂を越え、
なかなか寝付けていない者です。
今回は少しだけ分野が偏ってしまうのですが、
「怪談」というものに触れようかと思います。
もう10月なので季節的には去ったような感じですが、
意外に年中無休でこの手の話は耳にすると思います。
最近では冬の時期にこういった怪談の放映が増えてきてる傾向でもありますし。
ただ怖いだけの話、不思議な話、少し涙してしまう話など、
実際「恐怖」だけをお届けしているのではないと最近感じます。
現代の「怪談」というものに視点を落として見ると、
江戸などの古い時代で多く語られた妖怪や怪物などの怖さでは無く、どちらかというと
「人」に纏わる怖い話というようなものと言ったほうがいいのかも知れません。
日本三第怪談といわれるもの、「四谷怪談」、「皿屋敷」、「牡丹燈籠」も
読み深めると、人の情や念といった「人」に纏わる話が多いと感じます。
そういう意味ではもしかしたら…
「人」そのものが幽霊であったり妖怪であったりするんでしょうかね。
そんな誰もがブルッとする怪談もやはり子供には効果絶大なしつけ方法らしく、
「○○時までに帰らないと、妖怪がでる」「○○に行くと幽霊が出る」など言い聞かせ、
子供の安全を守るという意味でも怪談は一概にも怖いものだけとは限らない思います。
子供の純粋さにつけこんだ大人の知恵とも言うべきなのかもしれませんが・・・^^。
こういった子供を悪戯や危険な行為を戒める「怪談」のような類は海外もあり、
代表的なものにはイギリスの「子供部屋の妖精」があります。
これらの話に出てくる妖精達は空想上のもので、親のいうことを聞かない子供たちを
しつけるために、大人たちが創り出した妖精たちの総称だと言われています。
バグ・ベア、タンケラボーガスなどは早く帰ってくるように、早く寝るように、
ペグ・パウラー、緑の牙のジェニーなどは危険な水場に近寄らないように、
グーズベリー・ワイフやチャーミング・ベルはむやみに木の実や果実をとらないようにと、
わが子を守りたい、良い子に育ってもらいたいという親の愛情が感じられます。
怪談は「人」が生活をし始めてから生まれたようで、そういう意味では「怪談」と「人」
の結びつきは、切っても切れないものなのだと思います。
だから人生の中で「怪談」に巡り合うきっかけは、
偶然ではなく必然といったほうが良いのかもしれませんね。
こう聞くと怖い怖いと思われている「怪談」の見方が少しは変わるんではないでしょうか。
今年は稲川淳二ミステリーナイトツアーに行けませんでしたが来年こそは!!!!
社内でもこういった夏の暑さを吹き飛ばす怪談大会などしてみたいものです。
今回はこの辺で。
へっへっへっへっへっ、
またまた長々書かせていただきましたァン!
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