2012年12月18日 (火)モーションを作るにあたって
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのI.Hです。
なんてこった、来週にはもう納会だと…。
改めて思いますが、12月は何でこんな早く一か月が過ぎていくんでしょうか。
1日の時間がホントは、ちょっとずつ短くなってるんじゃないのか?
といった感じで、師走の忙しさに目が回っております。
アニメを付けていて、改めて気を付けなければと思っているのは相変わらずテンポと滑らかさですね。
アニメーターは結局何を作るにも、ここに尽きる様な気がします。
テンポをよくするために潰しと伸ばしをはっきりと。
動きの尺の詰めとタメを気持ちよく。
動きが固いな、なんでだろう?
腕はもっと遅れてついてくるようにしてみよう。
更に指はその遅れた手に合わせて流しめにしてみよう。
重心移動が上手くいってないな…もうちょっと分かりやすくしよう。
あれ、この動きをする時こんなに重心寄せないと動けないか?
作業中はそんな感じの事を繰り返し考えています。
モーションキャプチャを利用しても、色々な作業を自動化しても、結局モーションを作り上げていく時に考えるのは変わってないのかな?とふと思いました。
しかし、毎回気にしてる事は同じように感じるのに、どこかを見落としてしまう事があるんですよね。
何度も繰り返し見続けてると感覚がおかしくなって、不自然な部分が分からなくなるんです。
そういう時には時間を置いてもう一度見たりして、新しい感覚で確認するのが重要なんですが、この時気を付けて欲しいことがあります。
きっとちゃんと出来ているはず、という気持ちで確認するとまた正しい判断がつかなくなってしまいます。
なので、悪いところを見つけることが、仕事というくらい疑ってかかることをお勧めします。
そうすれば、自分の中の最終クオリティが、ワンランクアップするかもしれませんよ。
さてさて、私もさっき作ったモーションを見直しましょうかね。
ふむ…
ふむふむ……
………
っあれ!?
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