2013年3月15日 (金)歴史っていいものですね
おはようございます。本日の当番、考察するモーションデザイナーのN.Aです。
少し前になりますが、沖縄旅行に行ってきました。ヾ(* ̄▽ ̄)ノヒャッホー
人生2度目の沖縄だったので前回来た時に行けなかったところをメインに色々回りました。
まずは、アメリカンビレッジ
その名の通り、全体的にアメリカナイズされた都市型リゾートで主に買い物を楽しみました。
観光客の他に外国の方が多かったですね、まあアメリカンビレッジって言うくらいなんで!
ちなみにここは元米軍基地だそうです。(* ̄- ̄) フムフム
次は玉泉洞(ぎょくせんどう)に行きました。
国内最大級の鍾乳洞で全長は5000メートルほどあるそうです。
見学できたのは観光用に開放されている900メートルほどでしたが入り口から出口まで約30分ぐらいかかりました。
他にも様々なところを回りましたが観光の話ばかりというのもあれなので、
ここで私が気になったことをちょっと。
例えばこれ
観光の締めとしていった首里城の城壁なのですがちょっと気になりませんか?
ん~~何か意味があるんでしょうか?
と、いうわけで調べてみました!
この部分は「隅頭石(すみがしらいし)」と言い、
角には悪い気が集まるということから、
角を丸めて無くすことで人当たり(風あたり)を良くするという意味合いがあるようです。
といっても諸説あり、本当の意味や目的は現在も不明だそうです。
元々、琉球文化に関する資料が少なく、
僅かな資料も様々な要因で消失してしまった結果だそうです。
歴史や文化から生まれるその地域独特の表現というのは重要です。
それは、その世界で人々が何を考え何を思って生活してきたのかを表すものだからです。
行動に関しても同じことが言えます。
例えば「お辞儀」
日本では腰を曲げ頭を下げて、お礼や謝罪の為に行われますが、
ヨーロッパでは意味は同じでも、
女性は「カーテシー」と呼ばれる背筋を伸ばしたまま片足を引き膝を曲げるお辞儀を行います。
また、イスラム教では神に対してのみ行われる行為であり、人に対しては行いません。
このように、同じ行動でも歴史や文化の違いによって、
ちょっとした仕草の違いや意味の違いが出てくるのです。
こういった知識があると、実際にモーションを作った時にリアリティが増します。
皆さんも気になったことからでいいので物や行動の背景にある歴史や文化の考察をしてみてはどうでしょうか。
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