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2013年3月11日 (月)事前準備

おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのN.Kです。

モーションを作成する際、手付け作成する方法とモーションキャプチャーを使って作成方法があります。
手付けで作成する際は、動画などの資料を集めたり、鏡の前で動きを確認したりするのですが、実際に自分で演技した様子を動画で撮影し、それを資料として使うこともあります。

以前、同じプロジェクトの方と動きの打ち合わせをし、撮影してみたところ……
自分の大根役者っぷりにひどく落ち込みました……。
頭の中では、ああしよう、こうしようと想像を膨らませながら演技をしても、現実的には思った以上に、ほとんど考えていた演技が反映されていませんでした。
本職ではないにしても、もうすこしマシだと思っていただけに、尚のことダメージが酷く……!
また長尺で撮影すると、そのダメっぷりが余計目について………!

演技と言うより、必要な動きを取ること念頭に置いているため、味気ないものになるのではないかと思うことにしています。
自分で演技した映像を見ることは中々ありませんので、これはこれで得られるものがあったと信じたいです。

話は変わりますが、あるひとつの仕草でも国によって表現の違いがあります。
人を呼ぶ仕草が日本と海外とで違うのは、割と有名ではないでしょうか。
他にも、数を数える時も国によってさまざまです。
日本では、人差し指から中指と順に立てていき、5番目は親指を立てる方法と、
親指から人差し指・・・と順にたたんでいく方法があります。
日本以外ではどうでしょうか。
例えばアメリカのドラマや映画でよく見るのは、握った状態から親指人差し指と順に立てていき、番目には子指を立てます。

こういった「その国ならでは」の特徴を、設定やキャラクターに応じてよって作り込む必要があります。ですから、外国人設定にもかかわらず、日本人の動きにならないよう、気を付けなければなりません。
撮影する時はこういった細かいところも事前に確認をすると、後々作りやすくなります。

いろいろ調べていると、興味深いことや驚き・発見もあり、そういった「違い」
を知識として増やすこともひとつの勉強ではないかと思います。

大根っぷりは、もうどうしようもありませんが、そういった細い部分にも目を向け、丁寧に作っていくことを心がけようと思う今日この頃です。

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