2013年4月 2日 (火)今更ビルボード。でも知ってる事が大事ってお話
おはようございます。本日の当番、プログラマーのM.Oです。
昔から使われています、ビルボードについて話します。
そもそもビルボードって何?
簡単に言っちゃうと常にカメラの方を向いている板ポリゴンです。
使い道はエフェクトとかです。
でこれをどう考えればプログラムできるの?
ってなったら以下のような感じになります。
・面法線が「カメラ視線ベクトルの逆ベクトル」となる板ポリゴンを描画する。
・面法線が「カメラのローカル座標系で、原点方向」となる行列を使って
板ポリゴンを描画する。
とか。
実装方法は色々ありますが、例えば次のようにすればOKです。
1.座標系の奥行きを定義する軸を面法線とし、
中心が原点の板ポリゴンを定義
2.View行列の回転のみ、移動成分なしで逆行列を作成する。
3.2で作った行列とワールド行列を掛け合わせて、
1に適応して描画する。
以上。
さて、このビルボードで使った方法ですが、似たようなケースがあります。
例えば、あるキャラクターが、注目しているオブジェクトをじっと見る。
よくある表現ですが、この場合、注目しているオブジェクトと
目の方向から角度を算出し、行列を作成し適応する。
実際は、頭、体と回転を伝播させていかないと気持ち悪くなりますが…。
このように似た方法が他に使えたりするので、
色々やって引き出し増やしていきましょう。
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