2013年7月 3日 (水)僕がディべロッパとして一番重要視している事
おはようございます。本日の当番、プロデューサーの角和です。
遅ればせながら、我社が開発中の新作ゲーム発表が相次いでされました。
ひとつはPS3で、もう一つは”Xbox
One”、いわゆる次世代機に対応した
タイトルとなります。
詳しくは、また、担当のディレクターやスタッフからアクセスゲームズの
Webで紹介されると思いますので、皆さん、リリースされる日まで、
ちょくちょく覗きに来てくださいね。
さて、上記の機種は、どちらも、ディべロッパであるアクセスゲームズが
一丸となり、全力を傾けて創っている作品なのですが、今日は、僕がディべロッパ
として一番重要視している事のお話を。
僕たちはディベロッパ、いわゆる開発会社であり、実は、様々なクライアント
(メーカー)との契約をして、作品創りをさせていただいているのですが、
ひとつの会社ではありますが、様々なクライアントのゲームを開発しています。
※アクセスゲームズのWebにある“PRODUCTS”を今すぐクリック
で、重要視していることは何かというと、機密厳守という事。
ですので、このブログを書いている今も、皆さんにお話したくて堪らない情報が
たくさんあるのですが、常にグッと我慢しているのです。告知前の情報を流して
しまったら、洒落では済まないので、、、。
だから、みなさんが想像している以上に機密管理は、厳重に取り扱っています。
例えば同じ会社のスタッフに対して。
異なるプロジェクトで開発している内容は、同じ会社のスタッフでも、知ら
されていない事が多々あります。
クライアントとの取り決めによっては、お偉い取締役にでさえ秘密にしている
事もあります。
勿論、僕の場合、ポジション的に殆どのプロジェクトの事を知っていますが、
それ故に、大変なのは各種プロジェクトのスタッフが混在するMTGを実施
する場合、「この出席者は何処まで情報を知らされているのか?」の把握が
大変で、でもそれが、機密漏洩防止の“一歩”であると考えています。
なぜなら、情報というのは、一度聞いてしまった事は、忘れてくれと言っても
忘れることができないモノで、逆に「知らなければ、漏らしようがない」
モノなのだから。
僕がゲーム業界に入った最初の会社は、友達はおろか親兄弟はもとより、
彼女や奥さんにも話してはならない!と、言う機密取り扱いへの厳しい
“すり込み”を叩き込むメーカーだったので、環境が変わっても自分としては
今も変わらずそれを徹底しているだけのことなのですが。
昔は、機密の出処は“飲み屋”などで流れてしまったりすることがあったりも
しましたが、今ではスマフォ等の端末から、自分の持っている情報や発言が、
気軽につぶやける時代ですので、若手のスタッフからは煙たがられているかも
しれませんが、事あるごとに、、、
『機密漏らしたら、シバクでぇ!!!!!』と、脅す?ようにしています。
どれだけ時代が変わっても、機密管理というものは、緩くしても良いなんて
事はないので、僕からも言いますが、周りからもお互い声をかけ合う癖を
付ける事で、問題発生を未然に防げていけるのです。
なんだか、説教じみたお話になっちゃいましたが、そろそろ次案件の
スケジュールMTGの時間が来ましたので、今回はこのへんでおしまいに
したいと思います。
さて、今日も○○チームのスタッフに、クライアントからの情報を開示
しないといけないので、MTGの終わりでいつものセリフを忘れない
ようにしないとね。
『機密漏らしたら、シバクでぇ!!!!!』と。
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