2013年8月12日 (月)ずぶ濡れの火事場
えー。夏です。
夏休みの小旅行を楽しむ学生さんと通勤電車を相乗りする季節がきました。
「昨日の雨凄かったなぁ」「アレなんだっけ、ゴ…リラ豪雨?」
(ゴリラ降らねーよっ)
…あ。おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのK.Cです。
先日朝っぱらから鼻水出そうになりました。
自分で途中あれ?と思ったのが語尾弱く喋ってたのが特にツボで(笑)
はい。勢いのみで交わされる学生さんの会話、大好物です。
そうそう。昨日のブログでもゲリラ豪雨のことをちょっと書かれてましたが、
今日のブログのメインはこれです。
これまでもちょろちょろブログに書きましたが、私の実家は農家です。
最近、某漫画のお陰で農業がにわかに脚光を浴びてはいますが、
漫画通り基本的に地味にしんどい家業です。
そんな訳で、田舎を飛び出し一人暮らしでこの職やってる私も度々
召喚の声がかかります。
先週の召喚内容は、
「牛の寝床や餌の為の藁を倉庫から牛舎に搬入する」
具体的には
①田んぼ近くの倉庫に藁を取りに行く
↓
②トラックに山積み荷造り搬送
↓
③牛舎の倉庫に搬入(2階)
年老いた親父も手伝ってはくれるのですが、基本的に②の荷造りと
③の倉庫への搬入作業など、力が必要なところが私の作業となります。
えー、そこの「藁は軽いから楽だろ?なんだよ、力作業って…」
と思っている人。ええ。確かに藁は軽いです。1塊わずか数キロ程です。
しかし、③の所にちょろっと書いてある(2階)←コレ
…そう。③は詳しくは「藁を2階倉庫までトラックから投げ上げる」です。
しかも多い時は200個程。
わずか数キロの藁でもボディーブローの様にじわじわ効いてくるのですよ。
はい。前置きながくなりました。
それで先週の上記作業中、③の段階でホイホイ藁をトラックから
投げ上げてた時の話です。
暑いなーと顔を上げた時に目に入ったのは田舎を囲む山々でした。
で、ぼーっと見てたら、急に山が白くスーッとボヤけだしたんです。
元々夕立の多い山間の平野。「こりゃあ来る!」と、一瞬で判断。
藁が湿るともちろん重くなります。
さらに湿った藁はそのまま保管できず、再度乾燥という超面倒なことに…。
足元には20塊弱の藁。
「時間にして、20秒…間に合うのか?!」
中二くせぇセリフをつぶやく40過ぎのおっさん。キメェ。
…いやぁ。頑張った頑張った。
醜く脂肪と化した腹筋と普段微塵も使わない背筋を総動員して秒間1塊。
最後のを投げ上げた瞬間にバケツの水をひっくり返したような雨っ!
その瞬間思ったのは、
僅かな達成感と「あぁスマホ防水にしといて正解やった」でした。
豪雨の直前みせた火事場の馬鹿力。
仕事の上でも今回の豪雨のように容赦なく締切はやってきます。
今回のように①残り時間の確認⇒②ペース⇒③到達目標を冷静に判断し、
上手く切り抜けられるようになりたいです。
…ええ。私の性格上、毎度バタバタしますんで。
しかしまぁこういう作業自体、
大きな農家などではやっぱすべて機械なんでしょうな。
うちみたいな小さい農家ではそうはいかないんすよねぇ。
…うぅ…貧乏やっ!貧乏がみんな悪いんやっ!><
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