2014年4月11日 (金)プリントの隅の落書きから学ぶ緊張と弛緩
おはようございます。 本日の当番、CGデザイナーのM.Hです。 ようやく暖かくなってきた今日この頃、朝も起きやすくなってきました。冬は手が悴んでペンタブも冷たくなかなか絵も進まない季節でしたが、 最近では暖かくなり絵を描く際も寒さや震えと闘わずに済むようになりました。 今回は本気絵(しっかり清書して描いた絵)を描く上で、 「力を抜く」という事について話そうと思います。 皆さんは小学校や中学校で机や配られたプリントの隅などに落書きをした経験が あると思います。
それらの気軽に描いた絵は不思議なことに 本気絵よりも良く描けたと感じた事も少なからずあるのではないでしょうか。 その落書きがよく描けたのでそれを元に本気絵に清書し始めた途端元の絵よりも 質が落ちてしまったりすることもあります。 なぜでしょうね。 落書きの方がよく見えるなんて・・・ あくまで自論ですが、 おそらくしっかり描こうとする時、肩などに力が入っているからではないかと 思います。 キャラクターのデザインを考えたり、構図を考えたりしている中、 知らず知らずのうちに力が入ってきていて、いざ筆をとって描こうとすると 思ったよりも硬い線や塗りになってしまっているのです。 これはどうすれば・・・ そこで本気絵を描く前に力を抜いてみましょう。 私が普段よくやるのは今自分が描こうと思っている絵とは全く関係ない絵を 何も考えずただただ筆を動かして描く、それの完成の有無は問わずミスなどは 考えず気が済むまで手を動かします。 これにより腕の緊張の部分が弱まり線や塗りも柔らかくなります。 運動でいうところのウォーミングアップですね。 ウォーミングアップもせず、運動をすると筋肉が固まったままなので硬い動きに なってしまいますが、これは絵を描く時にも言えることで、 いくら脳内でデザインや構図などが決まっていても描く際は、 結局のところ腕を動かさないといけません。肉体的要因に繋がるわけです。 そういう意味では絵を描くのも運動と同じなんですね。 緊張と弛緩は大事ですね。 落書きから学ぶことは多いですね。 それにしてもなんて筆が遅いんだ自分は・・・
頑張らなきゃな。
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