« ハイブリッドイメージ | トップページ | ウォーミングアップとフルスロットル »

2014年6月25日 (水)Butoh

おはようございます。
最近また自分の中で舞踏ブームが再燃しつつある
本日の当番CGデザイナーのH.Fです。

「舞踏とは命がけで突っ立った死体である」

と、自分は言葉の意味の深くは理解出来ていませんが、
かの有名な舞踏家の名言があります。

そんな響きと独自の肉体表現に惹かれ、若い頃は舞踏の舞台や書物を貪るかのように見たり、

稽古場にお邪魔したりしていましたが、最近はその熱も冷め、少し距離を置いていました。

そんな時に、ふと知り合いの舞踏家から舞台の観覧のお誘いがあり、久しぶりに
舞踏を観る機会を作って頂きました。

最近は距離も置いていたので、今更その魅力についていけるのかな?と疑心暗鬼でしたが、
いざ観てみると、、そんな心配をよそに楽しんでいる自分がいました(笑

凝った舞台装置も無い。ド派手な演出も無い。跳躍するようなダンスも無い。
あるのは暗闇の舞台に少しの照明と舞台装置、衣装、しなやかに鍛えられた肉体の動きの表現のみです。

なのに何故に魅力的なのか。
それは情けないことに自分でも未だに理解出来ていないのですが、
単なるダンスに留まっていない所、肉体の飽くなき表現といった所でしょうか。
玄人ぶって演者が何を表現しているとか、言うつもりはありません。
たぶん自分の頭で理解出来ているのは、1%にも満たないでしょうから。

けれどそこには肉体の提示という不思議な魅力がありました。


最近のゲーム会社に入ってくる新人のデザイナーは絵をある程度描けます。
モデリングもある程度出来ます。
けれど、他の多種多様なクリエイティブな物に触れる人が少ないのも確かです。
舞台を見るのも照明から衣装からキャラクターまで色々勉強になります。
広告では文字やレイアウトのデザインも学べるでしょう。
その他でも沢山学べることがあります。

ゲーム開発のデザイナーで必要なのは一定のスキルとデッサン力ですが、
もっと多様性ある知識とビジュアル構築も大切なので、
今からゲーム開発を目指すデザイナーさんは学生の時間のある内に伸ばせる部分を一杯伸ばしてください。

それを今回の舞踏を見ている時に、ふと思い返した次第です。
follow us in feedly
result = encodeURIComponent( "http://www.accessgames-blog.com/blog/2014/06/butoh.html" );document.write( "result = " , result );&media=https%3A%2F%2Ffarm8.staticflickr.com%2F7027%2F6851755809_df5b2051c9_z.jpg&description=Next%20stop%3A%20Pinterest">

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« ハイブリッドイメージ | トップページ | ウォーミングアップとフルスロットル »

CGデザイナー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Butoh:

« ハイブリッドイメージ | トップページ | ウォーミングアップとフルスロットル »