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2014年8月26日 (火)カットシーン制作

本日の当番、モーションデザイナーのI.Hです。

本日はカットシーンについての話をしたいと思います。
カットシーンを作っていく際の流れはざっくり言うと下記の様な形です。

①全身の大枠のモーション

②カメラ割り

③キャラクターの細かい部分(指先等)のモーション

④オブジェクト等の賑やかしのモーション

⑤フェイシャルアニメーション

⑥リップシンク

と言った感じで、合間合間に調整、ブラッシュアップ等が入るんですが大体こんな感じ。

まず、②の段階でカットシーンの全体像は見えるのでここだけでも、話は分かります。
そしてここまでが一番作業としては、重かったりします。


その後、③の細かい部分の動きが入った時点で、うんうんやっぱり細部までこだわって動きを付けると良いよねとなります。

④までいくと、画面全体に動きが出てきて完成して来たなぁという気分になります。

フェイシャルアニメ。
もちろんここは重要です。
これがある無いでは、キャラクターの生き生きさが全然違いますし、感情を表現するのに一番強い部分ですから。

ここまで来るのが、モーションとしては必死で仕上げてきた部分で、評価されたい部分でもあります。

しかし、この後。
この後なんです。

リップシンク、確かにリアルです。
入る事で一気に臨場感や表現も良くなります。
でも、今は便利なもので、リップシンクって音声があれば結構すぐ出来ちゃいます。
(まぁ、口の形とかいろいろパターンを作ったりする作業は意外と手がかかりますが、作ってしまえば後は量産かな…。)

それを組み込んだ時点で、皆「おぉー!!いいね!」と「キャラが生き生きするね!」と。
確かに。確かに間違った意見ではありません。
実際そうですし。
でも実際作成している方からしたら、それは基本の生き生きした体のモーション等があってこそなんですよ、と。

そして、サウンドとエフェクト。
なんと最終的に全てを持って行ってしまう。
「やっぱ、エフェクトとサウンドが入ると迫力が全然違うね!」と言う評価に。
全てをかっさらって行ってしまいました。

僕は、少し不憫に思うので、「やっぱりベースのモーションがあるから全て生きるんだ!」とこっそり担当者に言ってあげたいです。



けして、サウンドがダメとかエフェクトがダメとかそういう事じゃないですよ。
もちろんそれらがあって作品は完成ですからね!
それらによってモーションの迫力に味付けをしてくれてますし!


今回は、カットシーンを題材にしたモーションデザイナーの心の叫びでした。

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